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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
異世界からの来訪
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もしもし・・・・・・」
『お兄ちゃん?』
「あぁ、ドラミか。そっちに着くのは・・・・・・・」
『お兄ちゃんもしかしてもうタイムホール移動中なの!?』
「えっ?そうだけど・・・・・」
通信先のドラミの態度があまり芳しくない様子だった。
『悪いことは言わないわ。一回引き返して!』
「え〜!?」
「「なんだって!?」」
「ドラミちゃん、一体どういう事?」
『最近、どういう原因なのかはわからないんだけど時々、時空間の歪みが発生するの。ねじれゾーンみたいに人体に影響を与えるようなことはないんだけど歪みに飲み込まれたらどこの時代に飛ばされるかわからないのよ!』
「「「「えっ〜!!」」」」
「?」
『今、タイムパトロールが発生の原因について調査しているんだけど詳しい実態が把握されるまでタイムマシンの使用はせ・・・・・・・・・げ・・・・・・・ズッ、ズズズッ・・・・・・』
「ん?ドラミどうしたの?ドラミ?」
妹の声が聞こえなくなってドラえもんは不安そうな表情をする。
「一体どうしたのかしら?」
「わからない。でも、どうやら一旦引き返した方がよさそうだ。」
ドラえもんはタイムマシンを戻そうとレバーを引く。
「・・・・・・・あれ?」
しかし、タイムマシンは進路を変えない。
「おい、どうしたんだよドラえもん?」
「まさか・・・・・こんな時にタイムマシンが壊れたなんて言わないよね?前に白亜紀であったみたいな・・・・・」
「そんなはずないよ!?この日のために無理に修理しに行ってきたんだから!でも一体・・・・・・・」
「ねえ!あれを見て!」
しずかはタイムマシンの進路先を指差す。その先は時空間が異常なほどの歪みを生じていた。
「こ、これは一体・・・・・・・」
「これがまさかドラミちゃんが言っていた歪みじゃ・・・・・・・」
スネ夫が言いかけたときタイムマシンはこれまでにないほど大きく揺れ始める。その勢いのあまりに全員放り出されそうになる。
「みんな、しっかり掴まって!!」
ドラえもんはどうにかしようとタイムマシンのレバーを握る。今までにない揺れに幼い玉美は愚かスネ夫やジャイアンは涙目状態だった。
「母ちゃ〜ん!!」
「ママ〜!!」
「ドラえもん〜!!こわいよぉお!!」
「玉美ちゃん、離れちゃダメよ!」
しずかは怖がる玉美を抱きしめながら振り落とされないように掴まる。
「みんな頑張って!!」
ドラえもんは必死にタイムマシンを操縦する。
タイムマシンは、機体の限界を迎えたのか強制的にタイムホールを開いた。
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