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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
サーゲス
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中に入ると既に機内は火が回っており、二手に別れて捜索すると幼い女の子が座席の方で母親に助けを求めるかのように泣いていた。

「ママ〜!!ママ〜!!」

「大丈夫よ!すぐにママのところへ連れてってあげるからね!」

ティルは、子供を抱えるとオストリーグの方へと向かう。

「子供は見つけたわ!」

「そうか!じゃあ、急いで脱出を・・・・・・」

その直後、時限爆弾が起動した。爆発によって発生した爆風がティルに迫っていた。

「ティル、危ない!!」

オストリーグは、急いで彼女の後ろに回り代わりに爆風を受ける。

「ぐっ!」

「オストリーグ!」

さらに爆発によって飛んできた破片がいくつか突き刺さった。

「大丈夫?オストリーグ。」

「このくらい・・・・・・・・・ティル、君の方は大丈夫かい?」

「えぇ・・・・でも、ジェットパックはダメみたい。」

彼女は、背中に装着してきたジェットパックを見る。さっき飛んできた破片がいくつも突き刺さって「使用不能」という表示が出ていた。

「なに、2人だったら余裕で運べるさ。」

オストリーグは、二人を抱きかかえると急いで墜落機から飛び降りる。

「さあ、急いで船の方へ・・・・・・!?」

オストリーグは、ブースターに違和感を感じた。自分の背中の方を見るとブースターに大きな破片が突き刺さっており、火花を散らしていた。

(しまった!さっきの爆風でブースターが・・・・・・・・・だが、この距離じゃ三人をまとめて転送した時にブースターが爆発したら・・・・・・・)

「どうしたのオストリーグ?」

ティルは、心配そうに見ている中、オストリーグは黙って彼女に簡易転送装置を付ける。

「オストリーグ!?」

「君に何かあったら隊長に申し訳ないから・・・・・・」

オストリーグは、簡易転送装置を起動させて二人をデスログマーに転送させる。その直後にブースターが爆発し、彼は地上へと落下していった。




後に転送装置で戻ってきたティルの報告を聞いたイーグリードは、急いで救助隊を編成して落下ポイントへ向かったがその時発見され、重傷を負ったオストリーグが言ったことは「あの子は無事に親に会えましたか?」という言葉だった。































「そして、この間あの時の母娘がお前に礼を言いにハンターベースを訪れたんだ。ティルから聞いた話だがお前が引退したことを聞いて娘さんの方がお前に対して『ごめんなさい、ごめんなさい』って泣きながら謝っていたよ。引退した原因が自分だと思ってな。だが、同時に『あの時助けてくれてありがとう』と感謝の言葉を言っ
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