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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
サーゲス
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!すぐに船を旅客機の方へ戻して!!」

「何を言い出すんだティル!?もう、あの墜落機には乗客は残っていないんだぞ?」

ティルと呼ばれたオペレーターの言葉を聞いてイーグリードは、動揺する。すると連れの女性が泣きながら叫ぶ。

「お願いです!!娘が・・・・・娘がまだあの中に残っているんです!!!」

「なんだとっ!?」

女性の言葉を聞いて彼は、報告した部下たちを見る。

「お前たち!!乗客はもう全員救出したんじゃないのか!?」

「そ、そんなはずは・・・」

隊員たちは、思わず混乱する。おそらく女性の年齢から考えて見てかなり幼い子なのだろう。自分で最終確認するべきだったとイーグリードは後悔しながら指示を出す。

「急いで船を戻せ!!」

「は、はっ!」

デスログマーは、急いで墜落機へと引き返す。しかし、墜落機は既に限界高度に到達しており、救出できるレベルじゃなかった。

「ダメです!これ以上近づけません!!」

「発見されていない爆弾が爆発するまでの時間ももうほとんど残っておりません!!」

「なんという事だ・・・・・・」

イーグリードは歯を食いしばりながら墜落機を見る。後ろでは女性が我が子の名前を叫びながら泣いていた。このまま黙って見るしかないのか。

その時だった。

『自分が行ってきます!!』

モニター越しで甲板で待機していたオストリーグが自ら救出を買って出た。

「オストリーグ、何を言っている!!もう、時間が残っていないんだぞ!?」

『でも、子供一人をこのまま見過ごすわけにはいきません!!』

「それに爆弾の件もある。もし、お前が向かった直後に爆発すれば・・・・・・」

『必ず助け出します!!行かせてください!!』

「しかし・・・・」

「私がサポートに行きます!」

ティルが自ら志願する。

「ティルまで何を言い出すんだ!?」

「二人で向かった方が救助活動が早く完了します。それにこうしている間にも・・・・・・」

『隊長、この通りです!お願いします!子供一人の命がかかっているんです!』

「私からもお願いします。」

「・・・・・・」

2人の申し出にイーグリードは、一瞬迷ったが二人の言うことは正論だ。このまま見過ごせば一人の子供の命を奪い、一生後悔することになるのかもしれない。

「・・・・わかった。救助はお前たち二人に託す。オストリーグ、お前は簡易転送装置を持っていけ。ティル、君はジェットパックを装備して向かえ。時間がもう残されていない、迅速に行うんだ。」

『「はい!」』

「ティル、無茶をするんじゃないぞ。後で俺も向かう。」

「えぇ。」





二人は、その後墜落機へと急行。
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