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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
童話作家A/キラキラ輝く笑顔の王妃
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と、作品を仕上げたらしいマリーはそれを広海さんのところへと持ってくる。

「これは…?」
「ユニコーン!ね?素敵でしょう?」

とんでもねーもの折ったなこの王妃。

「ありがとう刑部姫さん!これ、私の宝物にするわ!」
「ふふん。それはどうも。ちなみにもっと難しいのあるけど…トライしてみる?」

イキッてんなぁおい。
日本の一妖怪がフランスの超有名なお姫様に折り紙を教えるというのも中々すげー絵面だけどな。

「最初は不安だったけれど、仲良くなれたみたいでよかったよ。」
「こっちも同じっす。」

最初は死にそうだったけどな、おっきー。

「ところで探偵さん。人探しをしてるって聞こえたのだけれど…。」
「え、まぁそうっすね。」

よく話聞いてたなこの王妃…。
あーやべ。その真っ直ぐな瞳をこっち向けんなまじで。

「私達も手伝っていいかしら?」
「え?」
「え?」
「え?」

突拍子もない言葉にびっくりした。
おっきーもびっくりした。
マスターの広海さんもびっくりした。

「い、いやいやいや!王妃様ともあろうお方がこーんな下々のものを助けるなんて!!そんなのフランスが許してくれませんよ!!」
「困っていたから助けたいの。それだけではダメかしら?」

へりくだってはみるもののどうやらマリーは本気で助けたいらしい。

「マリー、いくらなんでもそれは探偵さんに」
「お願いあなた。私刑部姫さんを助けたい…。それに何より恩返しがしたいの!」
「恩返し?」

え、こいつなんかした?

「ショーを見せてもらって、それに今たくさん折り紙も教えてもらったわ!だから助けたい!それに刑部姫さんともっと仲良くしたいわ!」
「…わかったよ。マリー。」

彼女の熱意に負けたのか、広海さんは渋々承諾してくれた。

「ありがとうあなた!そしてこれからよろしくね!ヴィヴ・ラ・フランス!」

こちらに振り向き、キラキラした笑顔を向けるマリー。
あーだめ浄化される。
ゲスでクソ野郎な性格の一 誠がきれいな一 誠になっちゃう。

「マリーは一旦ああなったら中々聞かないんだ。」
「別にかまいませんよ。つーか大変すね。」
「もう慣れたよ。それもマリーの魅力だからさ。」

そんなわけで次の日から、
マリーと広海さん協力のもとアンデルセン捜索大作戦を開始することとなった。

「というわけであなた!探偵さん!まずはみんなで折り紙を折りましょう?」
「お、俺も…?」
「二人で覚えてホテルの子供達に教えましょう!ね?あなた。」

まずはみんなで折り紙を折り、親睦を深めることとなった。

「まーちゃん違う!そうじゃない!」
「え?じゃあどうすんだよ!?」
「あー違う!そこも違
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