暁 〜小説投稿サイト〜
崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
一件落着したしやっぱ魔力供給しようぜ!!!!!!
[1/5]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
あれから
イルカショーはそれはそれはもう大繁盛した。

イルカショーはそのままに、時節ヒロインショーを開催し予想通り新たな客層も増えているとのことだ。
まぁそのせいで、弟くんは忙しくてロクに寝れてないっぽいんだけどな。

んでそのヒロインショーなんだが

「我々は葛城財団!!今度こそ代表の元へ来てもらおうか!!」

彼らが来るのは相変わらずである。
そこで新たな対策として…

「そこのあなた!」
「?ワタシデスか?」
「はい!共に悪を倒すために協力してください!!」

観客の中にサーヴァントがいた場合、ゲストとして共に悪党を倒すといった余興も新たに取り入れてみた。
これがまた大いにウケ、やってみたいというサーヴァントも来るようになったのだ。

「ワーオ!呼ばれちゃいマシタ!それではマスター、金星に変わってお仕置きしてきマース!!」
「それはアニメが違うなぁ…。」
「では改め、武闘と舞踏の戦士キュアサンバ!心火を燃やしてブッ潰しマース!!」
「もっと違う!それ後のやつ!!八時半じゃなくて九時から始まるやつ!!」

とまぁ今回はケツァルコアトルが大暴れしているわけではあるが。
まぁそんなこんなでここ『シルク・ドゥ・ルカン』はなんとかうまくやれている。
従業員も増やし、警備員なども配備させ悪戯などもめっきりなくなった。
いい方向に進んでいるみたいだしひと安心だ。

さて、そんな中俺達は何をしているのかと言えば

「よし、出来たな」

居候させてもらっている。
おっきーが全身筋肉痛で動けない今、デート…じゃなくて慰安旅行は続行できない。
というわけでおっきーの筋肉痛が治るまでここにいさせてもらうことにしたのだ。
それの見返りとして、俺は今グラタンを作って弟くんのところに持っていくところだ。

「…起きてるな。」

時刻は真夜中。
オーナー室には明かりが灯っており、わずかなドアの隙間から漏れている。
きっと忙しくて夕飯もロクに食べてはいないだろう。

「はいるぞー。」

一応ノックしてからドアをあける。

「ああ…どう、したの?」
「いや、グラタン作ったんだけど食う?」
「うん…もらおっ、か…な?」

ちなみに居候させてもらっている間に弟くんとはだいぶ仲良くなった。
なのでフツーにタメ語で話し合えるのだが

「んっ…んん…!」

なんか変だ。
弟くんの様子がおかしい。
それに顔赤くね?

「ど、どしたの…?」
「大丈夫かよ。」
「うん…へーきだから。それおいといて…。」
「おう…無理はするなよ。倒れたら一番心配すんのは間違いなくお姉ちゃんなんだからな!」

そういい、近くのテーブルにグラタンを置いて部屋を出ていく。

「っ…あぁ…。
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ