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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
ふたりは水着A/サバゲーマーとお姉ちゃん
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「がーん!弟くんが拒否するなんて…さては反抗期ですね!そんな弟くんには必殺のお姉ちゃんビー」
「あのマジで話進まねーんでやめてもらえますかねぇ!!」
「おさかべビーム!ばぁん?」
「お前は対抗しなくていいの!!」

こうして一々弟くんの姉が乱入してくるので話が進まないし収集もつかない。
ということでおっきーに頼み、離れた席で二人でお話しさせる事にした。

「はぁ…。」

お姉ちゃんがいなくなり、ため息をつく弟くん。
多分精神的疲労がたまってんだろうね。うん。

「最近は人間同盟ってところとも手を組んで…やることもどんどん過激になってきてる。」

弟くんいわく、最初は銃なんて物騒なモノは持ち込まなかったという。
そして嫌がらせはいつしか脅迫となり…

「お姉ちゃんを渡さないと大変なことになる…と。」
「お姉ちゃんじゃなくてジャンヌです。」

このまま行けば嫌がらせはどんどんヒートアップするだろう。
弟くんのお姉ちゃ…じゃなかった。ジャンヌは今やってくる財団職員や人間同盟の教徒達を難なく倒しているものの、それがいつまで続くかわからない。
例えば奴等が観客を人質にしたとしてみろ?一気に無理ゲーになるからな。

「では、単刀直入に聞きます。探偵さん。この状況を打破する解決法って、あるんですか?」

そう言われると、ぶっちゃけない。
ただ後でゆっくり考えりゃいいかと思ってたしな。

さて、どうしたもんかね。
いきなりどこからともなくヒーローみたいなやつでも来てくれないもんか。
いや来ねーか。世界は現実離れしてるがこの世界はニチアサじゃねーんだぞ。


「…ん?」

待てよ。
ヒーロー…ニチアサ…そうか!

「ええ、ありますよ。とっておきのがね。」

役者は既に揃ってる。
完璧だ。

「それじゃあちょっと作戦会議をして来ますんで。」
「?」

一度席を離れ、俺はおっきーとジャンヌが楽しく談笑している席に向かう。

「でね!ショタまーちゃんすっごいかわいいの!最初は生意気だったんだけどどんどん姫に懐いてきたの!」
「そうなんですか!いいですね!私も弟くんを子供に戻してお姉ちゃんムーブをかましてみたいものです!」

「あの、ちょっといいすか。」

と、話に割って入らせてもらう。
つか何?何の話?
俺がショタになった?いつ?なぁいつの話だよオイ。

「どうしました?探偵さん。」
「いや、ただとっておきの解決法を思い付きましてね。その為にはお姉さん、あなたの力が必要不可欠なんですよ。」
「私の…力?」

葛城財団を根絶やしにする?違う。
葛城財団を会場に入れないようにする?違う。むしろ逆だ。
この作戦は彼らに是非とも会場にお越しいただきたい。


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