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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ホイール・アリゲイツ
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「早く!」

マーティに言われてエックスは渋々下に降りて先を急ぐ。それを確認するとマーティは再びライトの方へと向き合う。

『・・・・・・・で、何か頼み事でもあるのかな?』

「・・・・・・アタシ、今のままだとエックスのこと支えられる自信がないの。今まで助けてもらいっぱなしだし。ついさっきのイレギュラーとの戦いでそんなこと思っていないって言ってくれたけど・・・・・やっぱりこれから先の戦いでもっと強いイレギュラーが出てくるようになったら・・・・・・」

『・・・・・・それで。』

「アタシにエックスみたいな強化パーツを作ってほしいの。エックスみたいな強化アーマーを着ればアタシも少しは・・・・・・・」

『マーティ、君は何か一つ勘違いをしておる。』

「えっ?」

ライトの一言にマーティはきょとんとする。

『確かにエックスはワシの作ったアーマーを身に着けて強くなっているように見える。じゃが、アーマーは特殊能力を少し上乗せにしたに過ぎない。本当の強さはエックス自身の中に眠っておるのじゃ。』

「エックス自身の中?」

『エックスは、自分の守りたいものを守るために戦っている。君や仲間たちのために。その心がエックス自身の力を高めておるのじゃ。アーマーの性能で強くなっているわけではない。エックス自身が強くなっていくからこそアーマーはその性能を発揮するのじゃ。』

「心・・・・・・」

『君がエックスのことを支えたいと思うのなら君自身がその気持ちを持ち続けることじゃ。その感情が時に大きな力を発揮することになる。』

「おじいさん・・・・・・・」

『エックスはああ見えて傷つきやすい。どうか傍で間違えた道を歩まないように見守ってほしい。』

「・・・・・うん。アタシ、エックスのこと守ってみせるわ。」

『うん、それでいい。』

ライトはニッコリ笑うと姿を消し、カプセルが閉じる。

「さあて、アタシも急いでエックスに合流しなきゃ!」

マーティは天井から勢いよく飛び降りる。





グギッ!!



「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

足を捻ってマーティは少しの間動けなくなった。
































恐竜型移動要塞 甲板

「もう!いい加減に退きなさいよ!」

数分後、マーティは、足を引きずりながら運よく格納庫に保管してあったライドアーマー「ラビット」に乗って、要塞の頭部分に到着していた。

「どうしよう・・・・・・・ライドアーマーに乗れたからいいもののエックスのことを見失っちゃった・・・・・・・」

そのとき、自分の近くで何やら爆発音が
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