第三十六話 ライブメタル・モデルVの破壊
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
爆発させたヴァンとエール。
「よくも…よくもプレリー達をっ!!」
「あんただけは…絶対に許さないっ!!」
怒りがライブメタルの出力を上げ、オーバードライブも発動していないにも関わらずオーラが迸る。
「己の無力さを思い知るがいい!!」
「ダブルロックオン!モデルHX!!」
セルパンがバスターを構えた瞬間にダッシュジャンプからのエアダッシュでの超加速でセルパンの懐に入ったエール。
「速いっ!?」
「喰らえっ!!」
ダブルセイバーによる連撃を叩き込み、最後のソニックブームがセルパンの体に深い傷を刻んだ。
「ぬうっ!?」
「ダブルチャージバスター!!」
オーバードライブを発動したヴァンがバスターをフルチャージし、ダブルチャージバスターをセルパンに直撃させた。
「ぐうううっ!?」
「まだだぁっ!!真空刃!!」
セイバーを居合いの要領で振るうと、電撃を纏ったソニックブームがセルパンに直撃する。
「っ、調子に乗るな!!」
再びバスターから巨大なエネルギー弾を発射しようとするが、それよりも速くヴァンとエールは準備を終えていた。
「モデルF!!特大のをお願い!!」
「おう!とびっきりのを喰らわせてやるぜ!!」
「終わりだセルパン!!」
エールはモデルFXに変身し、チャージを終えた二丁のナックルバスターを、ヴァンはオメガナックルのエネルギーを拳に極限まで収束させ、地面に叩きつけた。
「ダブルグラウンドブレイク!!」
「裂光覇!!」
炎柱と光柱が同時に立ち昇り、セルパンを飲み込んだ。
「はあ…はあ…」
「どうだ…?」
自分達の渾身の一撃は確かにセルパンに直撃したが、倒せたかまでは分からない。
「まだだ…まだ終わらんよ…!」
爆煙から傷だらけの状態でありながらセルパンはしっかりとした足取りで現れた。
「セルパン…!」
「しぶとい奴だな…だけど、これで終わりだ…!」
二人が武器を再び構えた時、セルパンは絶体絶命の危機であるにも関わらずに不敵に笑ったのであった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ