第三十六話 ライブメタル・モデルVの破壊
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ングを繰り出すセルパンに対してエールは瞬間的にオーバードライブを発動してシャドウダッシュで回避する。
「今のお前には…逃げてばかりのお前には分からないだろうな!自分を信じて帰りを待ってくれている人がいることの幸福(しあわせ)が!イレギュラーの恐怖から逃げるために人の心との繋がりから逃げ続け、裏切りを続けてきたお前には!!」
「ほざくな小僧!心の繋がり?そのようなものに何の価値があると言うのだ?そのような虚弱な物は強大な力の前ではゴミ屑同然!!見よ、これが王の力だ!!」
紫の禍々しいオーラを纏うセルパンにヴァンとエールの目が見開いた。
「「オーバードライブ!?」」
「驚くことではあるまい?破壊神のロックマンである君も単体でのロックオンでオーバードライブを発動しているではないか?私も同じくそれが出来る。ただそれだけのこと!!」
再びスライディングを繰り出してくるセルパン。
しかしそのスピードは最初の比ではなく、強化されたスピードに対応出来なかったエールがまともに受けて体勢を崩し、その直後に強烈な蹴り上げを喰らった。
「ごはっ!?」
「エール!?」
「君にはこれをプレゼントしよう。受け取りたまえ!!」
再び放たれたバスターからの五発同時ショット。
しかし、その威力と速度も大幅に強化されており、ヴァンはショットをまともに浴びてしまう。
「ぐああっ!?」
「まだだ!!」
ショットを絶え間なく連射し続け、エールが離れた場所に落下し、ヴァンはあまりの威力に倒れた。
「例え破壊神と英雄の力だろうと我がモデルVの前では無力。そこで寝ていたまえ…君達は本当に運が良い…君達は私が王となる瞬間を…新世界の王が誕生を目の当たりにする最初の存在となるのだ!!」
「ふざ…けるなよ…!」
「勝手に決めないで…!アタシ達はまだ負けてない…!!」
「ふん…まだ足掻くのかね…ならば君達には少しばかり罰を与えよう」
セルパンがスイッチを押すとモニターが現れ、モニターにはガーディアンベースが映った。
「「!?」」
「ガーディアンベース…あのようなオンボロな船には君達の大切な者達がいるのだろう?ならばあの船を墜とせば君達はとても素晴らしい絶望を味わうことになるだろう。」
「何!?」
「そ、そんな!止め…」
「やれ」
ガーディアンベースをイレギュラーが取り囲み、セルパンが合図を送った瞬間、ガーディアンベースは一斉攻撃を受けて撃墜された。
「あ…」
「ガーディアン…ベースが…」
「これが王に逆らった者の末路だと言うことだ。覚えておくといい」
「「…セルパンッ!!!」」
ガーディアンベースを撃墜したセルパンにかつてない怒りを
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