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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
探偵は東京へ行く/神作家と神絵師
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ことにした。

「人を探してる…?」
「ああ、おれの自慢のますたあでナ。"マイ"っていう大層な美人なんだが、知らないかい?」

首をかしげる葵さん。
紫式部は知りませんねと答えた。
俺もおっきーも知らないし、そんな人聞いたことない。

「ちょいと背が高くて、こう…右側を前髪で隠してるんだ。あと絵がうまい。おれに引けをとらないうまさだ。」

とマイと言う人物の特徴をあげてくれるのだが、

「マキさんじゃね?」

その言った特徴。偶然かは知らないが全てマキさんに当てはまるのだ。
だがマキさんはマスターではない。
でも

「その"マキ"ってのは、誰なんだい?」
「barにいるんですけどいつも着物を着てて、花魁っぽく着崩してるちょっと変わった人なんですよ。」
「…?」

北斎のまゆげがぴくりと動く。

「一応その人、情報屋やってるんでもしかしたらそのマイって人のこと知ってるかもしんないっすね。」

会ってみる価値はあるハズだ。

「そうかい。なんだかその"マキ"ってやつに興味が湧いた。会ってみたい。」

「なら…」

バーソロミューはまだ港にいるはずだ。
そう思い、俺はメモ帳の紙を一枚切り取り、バーソロミュー宛てのメッセージを書く。

「こいつを港にいる、いけすかねぇ雰囲気の海賊に渡してください。そうればマキさんのいる町まで行ってくれると思います。」

「へぇ、いいのかい?」

「もちろん。」

ただし後で紹介料として金はたっぷりもらうがな。
葛飾北斎なんだろ?だったら絵でガッポリ儲けてるはずだもんなぁ?

「じゃああたしもついてくよ。もしかしたらまたさっきみたいな追っ手が来るかもしれないし。」

そういい、葵さんと紫式部は北斎に付いていくといった。

「アンタと式部殿も探してくれんのかい?いやあ、感謝してもしきれねぇくらいサ!」

こうして北斎はマキさんのいる町、姫路町を目指すことになった。

「早くマイを見つけたいんだ。きっとアイツ…寂しくて泣いてるに違いねぇ…!」

【そして会ったら今までの分たっぷり可愛がってあげたいと思っている。首輪だけ付けて散歩して、それから前立】
「はっ!?いけません!!これ以上はいけません!!」

と言って北斎から出た謎の文章を紫式部が慌てて消していく。
あれが泰山解説祭か…。

「と、ともかく行きましょう!葵様、北斎様、善は急げです!」

北斎の泰山解説祭がなんかやばかったのか、紫式部は慌てて立ち上がり、その場を誤魔化すように早くいこうと促す。
一体文章の全容はなんだったんだ…?
前立とか明らかにやばそうな文字が見えたんだが?

「まぁそうかもナ。それじゃあ行くとするかい。」
「うん。じゃあ探偵さん
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