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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
探偵は東京へ行く/神作家と神絵師
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「あの、ちょっといい?」

と、人が海にみとれているそんな時だ。
誰かが話し掛けてきたのでなんだよと思いながら振り向くとそこには金髪の女性が。

「え、なんすか?」

ショートヘアで目付きが悪く、左耳にのみピアスをしている。
え、なに?ヤンキー?カツアゲ?

「キミ、もしかして探偵の"ニノマエ マコト"で合ってる?」
「いかにも。俺が探偵の一 誠だが?」(イケボ)

そう言うと女性はポケットからメモ帳とペンを取り出す。

「取材、してんだ。良かったら今まであった事とか全部聞かせてくれない?」

取材?

「あ、それとあたしはこういう者。」

そういって女性は名刺を手渡してきた。
見てみるとそこには『図書館館長 "源 葵"』と印刷されていた。

源 葵(みなもと あおい)、こうやって各地を回って色んなサーヴァントやマスターに取材して回ってるんだ。」
「へぇ…。」

この源 葵さんとやら、横浜にて図書館を経営しながらこうして各地を取材しているとのこと。
で、ここら辺で活躍している俺とおっきーの噂を聞き、やってきたそうだ。
そして、

「葵様、目的に向かって一直線になりすぎるのは、悪い癖かと…。」
「ああごめん…香子。」

彼女もまたマスターだ。
後ろから気品たっぷりにやってきた、ゴシックなドレスに身を包み日傘を差した女性。
発表当初、ダウナー系で根暗なタイプかと思えば実は天然の少しドジ踏むタイプだったサーヴァント。
日本鯖のくせにドレスを着たキャスターのサーヴァント、紫式部が彼女のパートナーであった。

「んで、この人があたしのサーヴァントのかおる…じゃなかった。紫式部。」
「その呼び方は二人の時のみにと約束したではありませんか…。」
「だ、だからごめんって。」

しゅん、となる紫式部。
え、何?二人の時のみの呼び方とかあんだ。
それにマスターとサーヴァントが女同士の組み合わせはなんだかんだで初めて見たな。
あれ?ということはもしかしてこの二人、魔力供給とかどうすんの?
もしかして…レズ?
と、ホームズもびっくりの名推理をしていてあることに気付く。

「あれ、おっきーいねぇな?」

おっきーがいない。
さっきまで隣にいたのに。

「刑部様なら、そちらに…。」
「え?」

紫式部が船のマストを指差す。
するとそこには陰から顔だけだしてこちらの様子を伺っているおっきーの姿が。

「私の姿を見るなり隠れてしまって…何か気にさわることでもしてしまったのでしょうか?」
「いやそんなことねーっすよ。オラァ!おっきー出てこい!取材だぞ取材!!!」
「やだ!!!だって相手は式部パイセンだよ!!!」

あーあれか。
あまりのカリスマぶりに近
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