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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
奇跡と切り札
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もんはにっこりとしながらエックスを見る。
「だって、のび太くんが僕のことをずっと呼んでくれたじゃない。」
「ど、ド・・・・ドラえも〜ん!!!」
エックスは、思いっきりドラえもんに抱き着いて泣いた。ドラえもんはそんなエックスを優しく撫でながら思わず涙が出ていた。
「辛かったんだね・・・・・・ずっと・・・・・」
「俺は・・・・・・・僕は・・・・・・何もできなかったよ・・・・・・・ゼロも・・・・・・・誰も守れなかった・・・・・・・・」
「うんうん。」
「君がいないと駄目なんだ・・・・・・」
「うんうん・・・・・・でも、本当にそう思うの?」
「えっ?」
ドラえもんの一言でエックスは思わず顔を上げる。
「どういう事?」
「本当に君は何も守れなかったと思うの?」
ドラえもんの顔を見てエックスは考え直してみる。
守れなかったものは確かに多い。だがそれと同じように守ることができたものもあるはず。
昼寝仲間のマンドリラー。
喧嘩はしたけど最後は協力してくれたマーティ。
本来イレギュラーとして倒すはずだったイーグリード。
全て守れなかったわけではなかった。
「ほら、君にだって守れたものがあるじゃない。君は、僕がいなくてもやればできるんだよ。」
「で、でも・・・・・・・僕はシグマに負けたんだ・・・・・・」
「また、やればいいじゃない。」
「無理なんだ!確かにジャイアンの時はどうにかなった時はあった・・・・・・でも、それとこれとでは次元が・・・・・」
「それは君がそう思っちゃっているだけなんだよ。よく考えればきっと答えが見つかるはずだよ・・・・・」
そう言うとドラえもんの姿が透明になり始めた。
「ど、ドラえもん!?」
「ごめん・・・・・もう時間がないみたい・・・・・もっと君と話したかったけど仕方ないね・・・・・・」
「い、嫌だ!行かないで!僕の傍にいてよ!!」
エックスは、必死にドラえもんに言う。そんなエックスの手にドラえもんは何かを握らせる。
「これは・・・・・・四次元ポケット・・・・・」
「君が忘れて行っちゃったからね。僕は君に会うことはできないけどいつもそばにいるよ。」
ドラえもんの姿はさらに透けていきとうとう見えなくなる。
「待って!ドラえもん!」
「じゃあね、のび太くん・・・・・・・・君に会えてうれしかったよ・・・・・・・」
「ドラえもん!ドラえもおぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!」
「・・・・・・う、うぅ・・・・・」
エックスは、目を開くといつの間
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