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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
奇跡と切り札
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な表情でエックスを見る。

「あぁ・・・・・・もちろんわしもそう信じている。エックス、お前がその正しい心を持ち続けるということを。未来の人々が・・・・・・そう願う事を・・・・・・・・・・・」

老人は、パネルでカプセルを起動させる。蓋は閉じられ、わずかに見える窓の向こうでエックスは老人の顔を見る。

「博士・・・・」

「さらばだエックス・・・・・・・・・わしの・・・・・・・・世界の希望・・・・・・」

そこで意識が途絶えた。































再び意識を取り戻した時エックスは何もない暗闇の中に立っていた。

「・・・・・・結局、博士とおばあちゃんの約束・・・・・・・やぶっちゃったな。」

その場でしゃがみ込んでエックスは、ため息をつく。

「・・・・・・・・ドラえもん。やっぱり君がいないと僕は駄目だよ・・・・・。君がいたから僕はあんな楽しい日々を送ることができたんだ。毎朝叩き起こして、遅刻して先生に怒られて、ジャイアンにいじめられて・・・・・出木杉君を羨ましがって・・・・・・0点とってママに怒られて・・・・・・嫌な思い出があったけど考え直してみれば楽しい毎日だったよ・・・・・それなのに今の僕ときたら・・・・・誰も守れない・・・・・」

エックスは、もうこのままでいいと思った。

もう自分は負けてすべてが終わったのだ。

このままでいても誰かが何も言う事もない。

命がけでイレギュラーとも戦わなくて済む。

でも・・・・・・・








「ん?」

再び顔を上げると目の前に懐かしい襖があった。

「どうしてこんなところに・・・・・・・・・」

エックスは、襖を開けてみる。

「・・・・・・・・・」

目の前には懐かしい自分の部屋があった。

机に本棚、押し入れ、窓からの景色。

そして・・・・・・・・・何よりもそこで後ろを向いて座っているものに驚きを隠せなかった。

「・・・・・・・・・・・」

今でも忘れられないダルマのような体をした青い体。

振り向くと首に鈴のついた首輪、白いおなかにはポケットを付けた「彼」がいた。

「ド・・・・ド・・・・・」

今の自分では誰なのかわからないのはわかっているもののどうしても名前を呼びたくなった。しかし、「彼」の方が早かった。

「のび太くん!!」

ドラえもんは、うれしそうな顔でエックスの前に来た。

「えっ?」

「会いに来たよ、のび太くん!!」

エックスの手を握ってドラえもんは言う。

「どうして・・・・・・どうして、俺のことを・・・・・・・・」

ドラえ
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