暁 〜小説投稿サイト〜
崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
Pには変わり者しかいない/酒飲み一番勝負
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?そのおっきーはどうしたって?
今巴御前とオンラインでモン◯ンやってるよ。
こういう危険な場所には連れてきたくないしな。

「探偵さんでも、女の子の気持ちはわからないみたいですね。」

「まぁ俺男ですしそれは仕方ないとしか…。」

クスクスと笑うマキさん。
そう、このbarに来る理由はマキさんに日々の疲れを癒してもらうためだ。
いや、情報収集にも来るけどやっぱマキさんの方が大きいな。
え?浮気?あのなぁ。人間は人間、サーヴァントはサーヴァントなの。
だからいいの。

さて、
これくらいの時間になると俺とマキさんのこんな幸せな時間に割り込んでくる邪魔物がいる。

「こんばんはマキさん。今日もいいメカクレだね。」

ほら来た。

「あ、いらっしゃいませバーソロミューさん。」

とたとたとやってきたバーソロミューの所に駆けていくマキさん。
そう、奴の名はバーソロミュー=ロバーツ。
推理イベント、鳴鳳荘にて先行登場し世の女性マスターを虜にした男。見た目は星5なのに星1。イケメンなのに黒髭より気持ち悪いと言われているあのサーヴァントだ。

「おや、同志も来ていたのか。」
「ああ。お前が来るまで楽しくマキさんと話してたところだよ。」

ちなみにこいつは俺のことを"同志"と呼ぶ。
私もマキさんが好き、キミもマキさんが好き、そこになんの違いもないだろう!ということで同志だとかなんとか。

「独り占めはよくないぞ同志。マキさんはみんなのもの。マキさんの笑顔は平等に与えられるものなのだからね。」

「あーはいはい。」

俺皆でわけあうとかそういうの嫌いなんだよな。
だってやじゃん。その分損するじゃん。
それに俺は幸せを共用するんじゃなく独り占めして幸せになれなかった奴を笑ってもっと幸せになるタイプだから。

「ところでマキさん、今日仕事で寄った港でおいしいケーキ屋さんがあってね。」

「え、ケーキ屋さん?」

そういうとバーソロミューは小さな白い紙の箱をマキさんに差し出した。

「これって…!」

恐る恐る箱をあけるマキさん。
するとその顔はすぐに笑顔になる。

「ああ、その港で有名な数量限定のモンブランでね。たまたま売っていたから買ってみたのさ。」

「あ、ありがとうございます!!」

嘘つけ絶対並んで買ったゾ。

とまぁ、こいつは"運び屋"を仕事にしているのをいいことに各地方の珍しいものをマキさんにきまぐれと称しつつプレゼントしている。
モノで釣るとかバカじゃねーの。
マキさんはそんな安い女じゃねーから。

「お気に召していただけたかな?」

「はい!それにこのモンブラン…横浜のモンブランですよね!!前に一度食べたことがあって、またいつか食べたいな
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