第十二話〜宴〜
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そう言うとはやての手を払い、食堂の出口に駆け出す。
ライ(あと少し!)
そう思った瞬間、ライの体に若草色のバインドが巻き付く。
ライ「バインド?!」
シャマル「さぁ、ライ君行きましょうか。」
バインドを使ったシャマルがライを引きずっていく。抵抗できなくなったライは色々と諦めることになった。
そのまま祭りに参加する人たちははやてとシャマルがいつの間にか用意した服、数十着の中から一着を選び布で仕切りを作った更衣室に入っていく。
ちなみにエリオもはやてに捕まっていた。最初はライと同じく断ろうとしたがフェイトとキャロの「きっと似合うよ」という言葉に撃沈。連行されていった。哀れな彼に幸あれ。
結局参加したのは六課のFW陣が中心の少数であった。誰でも自分がするよりも誰かがするのを見る方が楽しいらしい。
壇上ではやてがマイクを持ち司会進行を始める。
はやて「それでは着替えの終わった人から行きましょう!最初はスターズFのお二人です。張り切ってどうぞ!」
一同が拍手をすると更衣室のカーテンが左右に開いて、スバルとティアナの二人が出てくる。
スバルの服装は白を基調とした服の上から青のジャケットを羽織ったもの。ぶっちゃけるとどこぞの私設武装組織の制服であった。
ティアナは黒のズボンに薄い茶色のシャツと赤のネクタイ、そして白に黄色と青のラインが入ったジャケットを着ている。それは某移動都市の学園の制服であった。
はやて「お〜〜二人共、案外似おてるな〜」
スバル「ありがとうございます。なんかいつもの制服と違って変な感じですけど。ティアは?」
ティアナ「この服、見た目の割に結構動きやすい。」
はやて「じゃあ、なんか一言。」
そう言ってマイクがスバルに渡される。
スバル「う〜〜ん……じゃあ…」
ティアナ(なんか嫌な予感。)
スバル「ソレス○ルビーイングーーー!!!」
スバルがいきなり憎しみのこもった叫びをあげる。
ティアナ「やめんかーーー!」
隣に立っていたティアナが容赦なくスバルの頭を叩いた。
スバル「いたぁ〜〜、何すんの?ティア。」
ティアナ「うっさい!間違ってるようで間違ってないボケはやめなさい!」
はやて「え〜二人の漫才はほっといて次はライトニングFの二人やで!」
スバルとティアナの二人をほったらかしにして司会は進む。また局員の拍手が起きるとカーテンが開き小柄な二人が出てくる。
一同「「「おおぉーーー」」」
二人が出てくると観客の局員達が驚きの声を上げた。揃って見ているのはエリオの方であった。彼の服装は簡単に言えばメイド服であった。しかも普通の物よりも丈が短いミニスカートにネコの尻尾と頭にはネ
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