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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
鉄・拳・聖・裁
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れか?お前尻フェチの上寝取られ大好きとかいうニッチなやつか?森永くんよぉ!」

「そ、そんなこと…!!俺は寝取られなんて大嫌いだ!」

本来は森永のサーヴァントだ。
んで尻フェチは否定しねーのな。

「それにブラダマンテ、お前森永のこと"マスター"って言ったよな?」

「…そ、それは間違えて」

「間違えるワケあるかよ。忠義に厚い聖騎士(パラディン)ともあろうお方が、ついうっかり呼び間違えるか?」

「う…。」

「そしてあんたもだ燕青。お前も正義のサーヴァントじゃない。」

俺がそういうと、燕青は動揺することもなくアッサリと答えた。

「ご名答。さすが探偵。俺は教祖様のサーヴァントなんかじゃねぇ。俺のマスターはこっちだ。」

そういい、岡本の頭をポンと撫でた。

「ほー。随分アッサリと認めるんだな。」

「バレちまったんならもう隠しはしねぇよ。」

そう、
燕青の本来のマスターは岡本。
そしてブラダマンテの本来のマスターは

「お前もそうだろ?もう言い逃れはできないぞ森永くん。」

「くっ…!」

何故正義がこの二人を連れていたか。
それはこの二人がサーヴァントのマスターだったからだ。

「弱音を握ったのかどうしたのか知らねーがてめぇは何らかの手段で二人のサーヴァントをあたかも自分のモノであるかのように取り繕った。なーんだ、結局はてめーもただの欲しがりじゃねーかよ。」

「違う!!僕はただ悪魔と契約した二人の肩代わりを…!!」

「うそつけクソ野郎。」

出たよそれっぽいクソみたいな言い訳。

「燕青!」

「…。」

「君は中国の英霊の中でも忠義に厚い男だと聞く…だとしたら」
「いや、今日で降りるわ。」

「な…!?」

正義は燕青にサーヴァントでい続けるよう命令しようとしたのだろう。
だが、アッサリと断られた。

「確かにマスターはアンタに一宿一飯の恩がある。けどな、恩着せがましいんだよ。あんな賛成せざるを得ないような状況作っといてよく言えるな。」

だから今日でアンタのサーヴァントはやめだ。と最後にそう突き放した。
そしてとどめに。

「私も降りるよ。」

「お、岡本さん!?」

「嫌だった…私の燕青が大して知りもしないあなたに使われるのがすごく嫌だった!!寝取られたみたいで嫌だった!!」

マスター本人からも拒絶。
こうして正義から燕青は失われた。

さて、

「お前はどうすんだよ、森永。」
「森永くん!君は分かっていると信じているよ!!」

残りはこいつだ。

「そう…そういうことだったのね。」
「?」

そんなとき、今まで黙っていたマルタさんが口を開いた。

「マルタ…?」

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