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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
無限の可能性
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と待てよ。メカニロイドの警戒プログラムは・・・・・」
「そう簡単にハッキングされるような防壁ではないはずだクワッ。」
「はい、犯人はこちらの警戒体制に精通している可能性があります。」
「っで?犯人はどこから操作を?」
「いくつもの衛星を経由してカモフラージュしていましたが・・・・・発信源はここ・・・・・シティ・アーベル東16番地区です。」
オペレーターは腕部のボタンを押し、マップを表示させる。
「すぐ近くか・・・・・ふざけやがって!」
「シグマ隊長にこのことは?」
「連絡済みです。エックス、ゼロのチームはブリーフィング終了後、現場に偵察に向かうようにとの指示です。」
「「了解!!」」
シティ・アーベル 東16番地区
俺とゼロは、急いで現場に向かった。
だが、あまりにも静か過ぎだった。
「あまりにも静か過ぎないか?」
「あぁ。」
ゼロもどうやら同じように感じているようだった。
「行ってみるか、エックス?」
「うん。」
俺たちは壁を蹴って飛びながら犯人が潜伏していると思われる建物の屋上へと乗り込んだ。
しかし、そこには無残に破壊されたレプリロイドの残骸が転がっているだけだった。
本部から応援を呼んだ後、倒れていた犯人たちを調べてみたが既に手遅れだった。
「どうだ?」
俺は、端末を調べている隊員に聞く。
「ダメですね、データは既に持ち出されたようです。」
「かなりの手練れだな。」
「状況は?」
そこへシグマ隊長が来た。隊員の一人がおそらく仲間割れではないかと報告する。報告を聞いた隊長はゼロの方を見る。
「ゼロ、どう思う?」
「さあ、ですがどちらにせよやったのは相当の戦闘能力を持った奴でしょう。全て急所を一撃です。」
「うむ。」
そう言ってシグマ隊長はなぜか俺の顔をしばらく見ると外に待機させているイーグリードたちと捜索について打ち合わせる。
「仲間割れをした残りの犯人がハッキングデータを持って逃走中だ。イーグリード隊はすぐに周辺の捜査を開始!」
「「「はい!」」」
「ペンギーゴ隊は別地区の捜査クワッ!行くぞ!」
「「「「はい!」」」」
捜索隊はすぐに周囲の地区を操作したが結局犯人を発見することはできなかった。
でも、俺たちが気付かなかった。
この事件を裏で手を引いている存在を。
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