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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
探偵と教祖と尻の聖騎士
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あいつが…。
にしてもかなり若い。
そして教祖の付き人であろう二人もものすごく若い。というか俺と同い年ぐらいじゃないだろうか?

ん、待てよ…?

「お前…!!」

俺はこいつを…いや、こいつらを知っている。

「久し振りだね一誠くん。君と契約した悪魔に襲われた以来かな?」

「生きてやがったのか…。」

教祖というのは、俺の元クラスメートだった。
神代 正義(かみしろ まさよし)。俺とは何もかもが正反対の男。
世界崩壊直後、こんな状況でクラスの絆とか一人は皆のためにとかうんたらかんたらくっせーことほざいてムカついたからおっきーに殺させたはずなんたがかなり悪運の強いやつらしい。
てか一誠じゃねーから。
分けろ、(にのまえ) (まこと)だから。

「知り合いなのか?」

「まぁ…同じクラスでした。ムシャクシャして殺したハズなんですけど…。」

「どうしてキッチリとどめを刺さなかったんだ…。」

だってこんな胡散臭い宗教やりだすなんて思わないじゃんか。
それとだ

「なんだお前、悪魔だのなんだの言いながら、そーやってご立派にサーヴァント連れてるじゃんか。それも二騎。」

「勘違いしないでもらいたいな。彼らは君と契約した邪悪で下卑たゲスな悪魔とは違う。二人は聖なる天の使いなんだ。」

下卑たゲス?なんだてめぇブッ殺されてぇか。
あ、これからブッ殺すのか。

「僕の世界を救いたいという思いに応えてくれた。それがこのブラダマンテ、そして燕青だ。」

ほほーうそうですか。
しかしだとしても、何故こいつが二騎のサーヴァントの召喚に成功しているのか疑問は残る。
俺が今まで出会ってきたサーヴァントには皆とある共通点がある。
全員、ゲーム内で絆レベルを10まであげきっていることだ。
とするとこいつは、あのあとFGOをはじめたと仮定してこの二騎の絆レベルを限界まであげ続けたっていうのだろうか?
いいや無理だ。
時間が足りなさすぎる。

さらに、まだそれ以外の疑問が浮かぶ。

「森永くん、岡本さん。あの悪魔達について知ってることを教えてくれないかな?あまり僕は詳しくなくてね?」

付き人にしている二人の男女。
この二人も俺のクラスメートだ。
一人は森永とかいう男子。誰とも話さずいつも自分の席で大人しくしていて誰とも戯れない、陰キャ中の陰キャだ。

そしてもう一人岡本っていう女子。
この人もまた物静かでいつも一人で読書してるタイプの子だ。

最後に、この教祖様こと神代 正義はクラスの中心的人物だ。
陽キャの中の陽キャといってもいい。
こいつの周りにはいつもくそうるせぇウェーイ系男子や女子が群がってた。
世界崩壊後もそうだ。
多数の取り巻きを連れてた。

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