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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
探偵と教祖と尻の聖騎士
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るのは姉御の姿だ。
「かかってきなさい!二人まとめて相手してあげる!!」
その声を合図に、ブラダマンテと燕青が動き出した。
まずやってきた燕青の蹴りを腕でガード。受け止めいなす。
そして遅れて突撃してきたブラダマンテをかわすと、まずは燕青から仕留めにかかる。
拳。
重く、しかし鋭い拳は俺の目では負えない。
時節パンッ!という音が響き、燕青がマルタさんのパンチを防いでいることだけは分かった。
燕青はマルタさんの防御で精一杯。
そう思いきや。
「っとあぶねぇ。」
援護で飛ばしたおっきーの折り紙蝙蝠をなんなくかわしたのだ。
「かわした!?死角から飛ばしたのに!」
「不意打ちとはよくねぇな。ま、俺の言えることじゃないけど。」
その攻撃をキッカケに燕青の狙いはマルタさんからおっきーへと完全に変わった。
「あらよっと!」
「待ちなさい!!」
と、燕青を追いかけようとするマルタさんだが、
「あなたの相手は私です!!」
ブラダマンテがそうはさせない。
「そうね…私とあなたには切っても切れない縁みたいなものがあるものね…!」
「ええ…ですがあなたの望み通り!今日ここでその縁も断ち切らせてもらいます!!」
ブラダマンテの猛攻が始まる。
短槍で突き、光の盾で突っ込む。
対するマルタさんも一歩も譲らない。
攻撃を捌ききり、僅かな隙を見つけてブラダマンテに容赦なく拳を叩き込もうとする。
まるで早送りで見ているような戦い。
そう…これがサーヴァント同士の戦い。
「そらっ!どうした?さっきから逃げてばっかりだぜ!!」
「わっ!無理!無理無理無理!!」
燕青の蹴りをなんとか避けているおっきー。
折り紙で防御することは可能だが、なにぶん彼の攻撃が早すぎて全然間に合ってないのだ。
「さっき言ってなかったっけか?赤子の手をひねるより簡単だって。」
「状況が違うの!!無理!何このイケメン強い!!姫勝てない!!まーちゃん助けて!!!」
これが…サーヴァント同士の戦い…。
「ま"ー"ち"ゃ"ん"!!!!!!」
「お前はもう少し頑張れ!!」
マルタさんはいいとしておっきー…
そこまで戦えないとかちょっと俺もびっくりだぞ。
「…?」
と、勝ち目のないおっきーの戦いを見守っていると、背後から光を感じた。
目を細めながら振り向くとそこには一台の車。
「なるほど…やはり来るとは思っていたよ。」
そう言いながら車から降りてきたのは、純白のスーツに身を包んだ小綺麗な男。
そして続けて車から降りてくるのは、スーツを着た男女二人。
「あいつが教祖だ。まさか本人自ら出てくるなんてな。」
仁さんが言う。
そうか、
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