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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
探偵と教祖と尻の聖騎士
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深夜。
「ふぅ…大体片付いたな。」
汗をぬぐい、綺麗に整頓された荷物を見渡す
荷物の整理を終え、私は倉庫の鍵を閉めるとその場を後にした。
私は人間同盟の教徒。
まだ入信して一ヶ月と経たない新人だが教祖様にその働きぶりを評価され、この支部の支部長を任されることになった。
責任は重大で、給料なんてものは無いに等しいがやりがいは感じられる。
そして支部も教徒達の不眠不休の努力のお陰で三日でほぼ完成となった。
やはり、人間と言うものは素晴らしい。
それなのになんだ、大半の奴等はサーヴァントとかいういきなり現れた奴等に頼るようになって。
こんな世界で、無償で守ってくれるなんて虫のいい話があるわけがない。
教祖様が教えてくださったように、あいつらは"悪魔"だ。
時としてあいつらは平然と人を殺し、笑顔で人間達を踏みにじる。
私と同時期に入信した親友も…勇敢に立ち向かったあと無惨に殺された…。
ひどい…あいつらは血も涙もない連中だ。
歴史の偉人達の名を名乗っているが、そんなわけあるか!
あの沖田総司や織田信長が女だなんて聞いたことないぞ!
嘘つきだ。あいつら悪魔は嘘つきで、残酷な奴等なんだ。
だから私達は負けるわけにはいかない。
我々人間が力を一つにし、悪魔達を倒して昔のような平和な世界を手に入れるんだ!
「…おや?」
ふと窓を見てみれば、夜空に流れ星が煌めいている。
ちょっとあれかもしれないが、願いでも言ってみるか。
世界の平和もあるが、まずは明日ここに建設記念の式典として本部から教祖様がやってくる。
明日の式典がうまくいくよう、お願いでもしておくか。
「…ん?」
でも、何か変だ。
なんだかあの流れ星、段々と大きくなってないか?
それよりか、こっちに近付いてきて…
?
「作戦成功よ。」
「ええ… 」(ドン引き)
何故俺とおっきーがドン引いているのか説明しよう。
今夜、マルタさんは俺達を引き連れて人間同盟を説得しにいくといった。
だが連れていかれたのは離れたところ。
そこから何をするのかと思えば…
「話を聞かないなら
最初
(
ハナ
)
からこうすりゃ良かったのよ。そうすれば見せしめにもなるし。」
「だからといっていきなりタラスクぶつけるのはな…。」
「だってしょうがないじゃない!こっちは穏便に済ませたいのにあっちは全く話聞かないのよ!?マスターだって何度か説得しようとしたけどまるでダメだったじゃない!!」
ため息をつく仁さんにマルタさんはなぜこうしたのか必死に話し始める。
後で聞いた話によれば、
二人は全国を旅し、人間同盟の支部を潰して回っている。けど最初の方はなんとかして話し合いで済まそうと努力はしていたとかな
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