§9 戦禍来々
[7/7]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
せば畳が血でベトベトだ。振り返れば、廊下もだいぶひどい。
「うへぇ…… これ乾いたら絶対落ちないよなぁ」
雑巾を持ってきて、掃除を始める。数回往復してようやく血は目立たなくなった。
「これでいいや。暢気に掃除してる時間はないし」
バケツを洗って、ようやく玄関に出る。外の天気は荒れに荒れている。
「さぁて、行きますか」
目指すは、この嵐の中心部。そこにあの男も、護堂も、きっといる。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ