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虚空の魔導師
第3話 新たなる絆(後編)
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るためにはなのはの安全も重要だと判断した。

「なのは、安心しろ。お前も俺が守ってやる。」
俺ははやてと同じようになのはの頭を撫でた。

「にゃ――――!!」
なのはも顔を耳まで真っ赤に染めて、俯いてしまった。

「ところでなのは、いまさらだが俺の事は呼び捨てで構わない。さん付けで呼ばれるのは、少し違和感がある。」

「ん〜〜〜、じゃクォヴレー兄さんで。」
なのははしばらく悩んだ後、そう答えてくれた。

しかし、
「何故に兄呼ばわりなんだ?」

「・・・なんとなく・・かな?」

そうか・・・・なんとなくか・・・

その後しばらく考え込んでいたが、予鈴が鳴ってしまったので、夕方にまた会う約束をしてその場は解散した。













おまけ

《クォヴレー、お前にはリュウセイにも与えた“フラグマスター”の称号を与えよう。》
イングラムは周りが気付かない程度に明滅していた。

《今後も精々俺を楽しませてくれ。ククク・・・》

デッドコピーと言いながらも、イングラムはしっかりと、オリジナルの悪戯好きの性格を受け継いでいた様だ。















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