暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
仮面ライダージオウ ディロードライドウォッチ編
EP.EX07 2019:セカイのひみつ
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「人を想いを!世界に願いを!未来を繋ぐ、架け橋となれ!ディメンションスピニング!」
ディロードの必殺の砲撃はアナザーディロードドラゴンに直撃し、アナザーディロードドラゴンは撃破され、ウォッチはミヤビから排出されると、砕け散ってしまう。すると、ミヤビは怯えるように去って行く。
「これが、正解だ。これで、この世界の歴史は守られた。ゲイツ君、勝手に使ってしまって済みません。」
雅は変身を解除し、ゲイツにジクウドライバーを返す。
「歴史は、これでよかったのか?」
「勿論。これで問題が無いんだ。僕は後少しだけこの世界に残るから、もしかしたら逢えるかもしれませんね。」
雅は去って行く。
「そうか、俺達が使えないなら、雅にベルトを渡せばよかったんだ。さ、俺達も帰るか。」
ソウゴは納得し、クジゴジ堂に戻る。

「ただいま。」
「ソウゴ君お帰り。お客さん来ているよ。あの髪の長い男性。」
ソウゴが帰宅すると、叔父の順一郎が出迎える。
「お客さん?」
ソウゴがリビングに向かうと雅がいた。
「雅!?どうしてここに?」
ソウゴは驚く。
「夕方のニュースは見たか?」
「ニュース?」
雅に言われ、ソウゴはニュースを見る。
『続いてのニュースです。本日午後、池袋で飛び降り自殺をし、そのその衝撃で六人の観光客を圧死させた男性の身元が、判明いたしました。自殺をした男性は、現在無職の23歳、水土ミヤビだと判明しました。』
「ああ、このニュースね。随分可哀想だよね。対人恐怖症になっていて大切な心の支えがなくなっちゃったんでしょう。」
順一郎は悲しそうに言う。
「叔父さん、俺、この人と大事な話があるから、席を外してくれないかな?」
「わかったよソウゴ君。今日は叔父さんが買い物に行くよ。」
順一郎は出て行く。
「雅は、全部知っていたの!?ミヤビが、アナザーディロードじゃなくなったら自殺するって!」
「言ったはずです。僕の役目は、世界の歴史を守ること。そして、彼の自殺は、この世界では必要不可欠な出来事です。もし彼がアナザーディロードでいつづければ、君たちはアナザーディロードによって殺され、オーマジオウだか、ゲイツリバイブ云々以前に、この世界は崩壊する。それが、世界を守るということ。仮面ライダーを背負うということだ。」
「でも、だからって、人が死ぬことはよくないし、死なせるために戦うのもよくない!」
「そんな綺麗事は、仮面ライダーの世界では通用しない。僕は平成の前、昭和の仮面ライダー達とも共に闘った経験がある。原初のライダーも、御学友が怪人になった時、1度は説得した。しかし、その怪人はライダーへの逆恨みで殺そうとしてきた。それに、平成の世にだって、人でありながら人の道を外れて怪物になった者は数多くいる。君の力では、王になることも、人を導くことも出
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