50 清水の夜の花火
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火が上がった。美しく、赤や緑、金色の火を噴きだしていく。
「流石、豪華だねえ〜」
「うん、夢のようだね」
そしてりえが呟く。
「綺麗・・・」
そのりえが見惚れる様を杉山は見ていた。
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