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『外伝:紫』崩壊した世界で紫式部が来てくれたけどなにか違う
☆なによりあたしは、異常だった。
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を見るとね…感じるんだ、あたし。」
持っていた紐で両手を縛る。
暴力的なまでに大きな胸を鷲掴み、「ひっ…。」と小さく悲鳴をあげる香子の唇に自分の唇を重ねて黙らせる。
「…はぁっ。かわいいよ香子。それじゃあ今から香子があたしにヤろうとしたこと全部するけど、いいよね?」
「こんなはずでは…こんなはずではなかったのに…ぃ!」
「い い よ ね ?」
これから地獄のような苦しみと天国みたいな快感を同時に味わうことになる香子の表情は、とてもクるものだった。
さぁ楽しもう。
なにせ夜は長いのだから。
?
「お"…おぉ"っ…??」
下品な喘ぎを漏らし、痙攣して倒れているのはあの紫式部。
あれからあたしは寸止めを何度も何度もし、まずは彼女のプライドをへし折ってやった。
「おねがいしばず!!イガせでくりゃはい!!!」
「んー…じゃあ今から香子に言ってほしいことを泰山解説祭に映すから、一字一句間違えずちゃんと言ってね。」
「は…はい!」
彼女の前に文字が表示される。
絶句する彼女。
どうしてそんなにいい表情をしてくれるんだろう。
「わ…わたくしかおるこは…。」
「かおるこは?」
「す…すけべで、淫乱で…。」
「違う。そこはドスケベだよ。」
「ド…ドすけべで淫乱で、身の程をわきまえずマスターを…自分の奴隷にしようとしたことを…心より…」
「そ れ か ら ?」
ビクッと跳ねる香子。
おろおろしながら視線でその文字列を読んでいき、声に出していく。
「お詫びします…で、ですからどうかこの香子を」
「香子だけじゃないよ。ほら、ちゃんと間のここも読んでよ。」
「ですからどうかこの…節操なしで…マスターの葵様にいじめられるのが大好きなどえむの香子を…っ!」
「うんうん。」
「葵様の都合のよい…せ…せ…せせせ…せふれにして下さい…!!」
言わされるのが余程嫌だったんだろう。
最後は搾りかすのような、掠れた声だった。
「うん、いいよ。ドスケベで淫乱で節操なしのドMな紫式部さん?あたしのセフレにしてあげるよ。」
「…ぁぁ。」
言い切った。
色々なものを失った気がするけどこれでやっと自由だ。この身体に残り続けてるもどかしい思いをやっと解消できる。
香子はそう思っていそうな顔をしていた。
「断らずにちゃんと言ってくれるなんて、香子ってもしかしてマゾの才能、あるんじゃない?」
「そ、それは…言えばイカせてくれると言ったからで…」
「言ってないけど?」
「……え?」
あたしはただ、こう言って欲しいなと言っただけだ。
もし言い切ればイカせてくれるなんて、そんなこと言った覚えはない。
「ですが…あの…!」
「かわいいなぁ香子は。イカせてあ
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