第8章:拓かれる可能性
第243話「反撃の兆し」
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―来ない。
「ど、どうしたというのです?確かに私は、追加の戦力を置いておいたはず……」
イリスも予想外だったのか、珍しく困惑していた。
そこで、ようやく“出入り口”に人影が見えた。
「(来る……!……いえ、あれは……?)」
見えた人影は二つだった。
片方の影に、肩を貸すようにして出てくる。
「あれって……もしかして……!」
その二つの人影を、障壁内にいる葵達も見ていた。
そして、その片方の人影に葵は見覚えがあった。
それは、優輝が神降しの代償で女性になっていた時の姿だ。
加え、もう片方も容姿が変わってはいたが面影があった。
それは、最早死んだと思われていた人物。
神界に取り残され、孤立していたはずの男。
「なぜ……一体、他の神はどうしたというのです!?」
「―――よぉ。追加の戦力ってのは、後ろで転がってる奴らか?」
王牙帝、そして優奈がそこに立っていた。
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