第五十九話 新世界からの手紙
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知し、仲裁に奔走していた。
大公が、寵愛するシャジャルらをあっさり手放したのは、最悪の自体を想定したからだ。
(いざ内乱となれば、アルビオン国内に安全な場所など無い)
と、そう考えての行動だった。
(お互い生きてさえいれば再会する機会は回ってくる。それまで安全なところに居てくれ、私も死力を尽くす)
大公は自慢の塔の上から、遥かトリステインの方向を見やった。
だが、モード大公の奮闘をあざ笑うかのように、ボロボロのアルビオンに更に追い討ちが掛かる。
この冬、空前の大寒波がハルケギニアを襲う事をまだ誰も知らない。
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