第二幕その七
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「大丈夫だよ」
「そうなんだね」
「何処でも大丈夫だよ」
王子の言葉は太鼓判を押したものでした。
「絶対にね」
「じゃあアマゾンに行く時があれば」
「皆に助けてもらいながらね」
「頑張っていくよ」
「そうしていけばいいよ」
「そういうことでね、それと」
先生はさらに言いました。
「今日の放課後は今話した通りにね」
「うん、高等部の乗馬部に行くんだね」
「そうするよ」
王子に笑顔で言いました、そうしてです。
先生は放課後までもしっかりと論文を書きました、勿論論文を書くにあたっての飼料を読むことも忘れていません。
そして四時になった時にでした。
「さて、ではね」
「今からだね」
「高等部に行って」
「あちらの乗馬部を見るんだね」
「そうするんだね」
「そうするよ」
こう動物の皆に言いました。
「これからね」
「うん、じゃあね」
「私達も一緒に行かせてもらうわね」
「いつも通り」
「そうさせてもらうわね」
「頼むよ。それとだけれど」
先生はこうも言いました。
「僕の思うことね」
「思うこと?」
「それは何?」
「一体」
「いや、高校で乗馬っていうのも」
このこともというのです。
「本当に珍しいね」
「そのことはね」
「確かにそうだね」
「やっぱり場所がないからね」
「馬を走らせるだけの」
「それで馬も」
「だからだよ」
それでというのです。
「本当に高等部で乗馬部は珍しいね、じゃあ」
「うん、今からね」
「その珍しい部に行きましょう」
「そう思うと楽しみだし」
「それじゃあ」
「そうしようね、それと八条大学は生徒数が多いから」
今度は先生が今勤務しているそこのお話をしました。
「それでね部活も多いね」
「先生が前にお手伝いした相撲部もそうだし」
「あらゆる部活があるね」
「体育会系も文科系も」
「これは高等部でもでね」
こちらもというのです。
「相当凄いんだよ」
「そうなんだ」
「あちらも部活多いんだ」
「大学と一緒で」
「そうなのね」
「うん、もう皆が知っている様な部活はね」
それこそというのです。
「全部ある感じだよ」
「そうした学校なんだ」
「部活動がそんなに多いんだ」
「生徒数も多くて」
「そうした学校なんだ」
「普通科に商業科、工業科、農業科、水産科、看護科、それに特進科ともあってね」
科も多いというのです。
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