第11話
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ま互いに憎まれ口を叩きあっていたウールとオーラである。 彼等はそれぞれ新たなるアナザーライダーを誕生させた後に廊下で鉢合わせた事で口喧嘩を始めていたが、彼等の耳を疑う会話に愚痴を止めて聴いていたーーと言うのが経緯。
対等であるはずのタイムジャッカーが、知らぬ所で崩れているということに困惑するウールを横目に、壁を殴り付けるオーラ。
オーラは勝気でありビッチではあるが、それ以前にタイムジャッカーとしてのプライドがあった。故に、自分が聞いてることなど露知らずアウォールスに散々自身をバカにされた屈辱に怒りを抱いていた。
苛立ちを隠さず何処かへと歩いていこうとするオーラを、ウールが引き止める。
「ちょっと待てよ、オーラ。何処に行くつもりなのさ」
「・・・・・決まってるでしょ。奴等を膝に付かせるセフ・・・・・王を探しに行くのよ。ルール違反が分かってる以上、私も好き勝手やらせてもらうわ」
オーラはそう言うと、左耳に付けていたアクセサリーのような何かを揺らす。すると瞬く間にオーラの姿が軋み、何処かへとワープして行く。
「スウォルツは一体何を考えてるんだ・・・・・」
僕の知らないところで、何か別に大きな事を動いている。その為に使い潰される程、ウールは黙ってなどない。1人残されたウールはそう決意すると、スウォルツやアウォールスらに対抗するための新たなアナザーライダーを探しに何処かへとワープした。
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