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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第671話】
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ろう。だが……いや、結果は後でわかるな」
僅かな微笑を溢した織斑先生はオペレーション・ルームから退室し、続くように山田先生も退室した。
圧倒的に不利なこの状況だが、選ばれた以上は仕方ないだろう……続々と退室していく中、一夏が俺に声をかけてきた。
「ヒルト、自信がないなら俺が替わってやろうか?」
「……勝手なこと出来ないだろ、別に替わらなくていいさ。勝つか負けるかは神のみぞ知るって事だろ」
俺は立ち上がると一夏をその場に残してオペレーション・ルームを出ていく。
一人残された一夏はーー。
「……何で千冬姉はあいつばっかり贔屓にしてるんだよ……。俺だって男なのに……ヒルトにだって負けない自信はあるのに……!」
黒く滲んだシミが、一夏の心を少しずつ蝕み始めていた。
白式の待機形態であるガントレットもまた、怪しい赤い光を放っていた。
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