暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
仮面ライダージオウ ディロードライドウォッチ編
EP.EX05 2019:いびつなひずみ
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だって。』
『ああ。俺も自分の記憶がしっかり残っているからわかる。今いるのは西園美魚の幻影、美鳥だ。』
『リトルバスターズ!』の世界で、美魚のことで悩む理樹に雅は助言する。すると、世界は崩れ始める。
「どうなっている!?」
ゲイツは驚く。
「これは、僕が旅を初めてから31年目のことだった。この世界は、9人の子供達で、困難を乗り越えなければ、世界が終わってしまう世界。だけど、当時の僕は、自分の手で全てを幸せな未来にしようと躍起になっていて、物事の本質が見抜けなかった。だから、この世界は崩壊してしまった。さて、次の歴史だ。」
雅が話すと、場面は変わる。
『ハルヒさん、キョンさん、このカードに願いを込めてください!集え、世界の願い!」』
雅は『涼宮ハルヒの憂鬱』の世界でワールドホープのカードを完成させてディロードライバーにスキャンするが、世界は崩壊を始める。
「懐かしいな。これは今から280年前の出来事だ。僕だって、失敗と後悔まみれの人生だった。だけど、それがあるから今がある。」
『皆さんのおかげで我が国家、次元保護国は平常に国家機能しております。特に、物質の提供を行って下さった日本、そして米国には感謝だけでは、語れません。現在は物価も安定せずにいる為、国内需要で留めておりますが、まずは後進国として進ませていただきます。』
場面は、次元保護国の建国3か月のパレードに変わる。
「僕は7年前、世界を救い、複数の世界が融合した統合国家、次元保護国を建国し、その代表になった。」
「じゃあ、王様になったってこと!?」
ソウゴは興奮する。
「わかりやすく言うと、そうだね。」
「すごい。名前だけじゃなくて、本物の王様だったなんて。」
「もっとも、新しく生まれた僕達の世界を救う為に、僕はそんな地位を捨てたけれどね。」
『凪風雅、国家反逆罪の容疑であなたを逮捕します。』
『リンディさん、どういうことですか!?』
『彼に対する指名手配は取り消されていません。これは順当な判断です。』
『そんな…』
『それでは行きますよ。』
場面は、逮捕される雅に変わる。
「どうして!?雅は世界を救ったんだろ?」
「確かに救った。だが、その方法に問題しかなかった。僕はみんなを救う為に、みんなを倒してライダーカードに閉じ込めた。それは、国民を傷つけた行為だ。たとえ世界を救うためでも、世の中は結果だけをみる。出所してからも、国民からは石をぶつけられた。」
「待て。よく死刑にならなかったな。」
「それは、素晴らしい弁護士が味方になってくれましたので。仮面ライダーゾルダ、北岡秀一先生です。」
「ゲイツ、ゾルダってライダー知っている?」
「ゾルダ、確か龍騎と戦ったライダーだったか?」
「ゲイツ君、間違っていません。北岡先生は本来、無罪放免にしようとしてい
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