T La bambina da I'ARIA…
第009弾 ウラ取りと条件
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私の発言に呆気に取られていたが、直ぐに復活し、探偵科の専門棟の出口の方へ駆けていった。
私は「まー頑張れ。キンジ」的な感情で見送る。
さて、クエも特段無いようだし、今日は強襲科で戦闘訓練するかな・・・・。
こうして私は強襲科での戦闘訓練に勤しんだ。
その頃、キンジとアリアは喧嘩しつつも上手くやっていたようである。
本当に仲が良いコンビである。
事の顛末を夕食の場で聞いて、それを言ったら、見事にハモって否定された。
全くもって仲が良いコンビだな。この二人。
その翌日も特段クエが無かったので情報科に顔を出したあと、強襲科での戦闘訓練に勤しむ。
強襲科での戦闘訓練を終え、放課後になった。
その時、スマホに着信が入る。相手は・・・・旭野さんか。
「はい、もしもし」
『久しぶりだね、凪優ちゃん。今、時間はあるかい?』
「え・・・。まぁ、特段クエとか無いんで、大丈夫かと思いますけど」
『そうか・・・・。では30分後にいつもの喫茶店に来てくれないか』
「(喫茶店・・・・。って事はそっち側の話ね・・・・。)了解です」
『では、待っているよ』
通話は終了した。
「で、何だったの・・・?」
丁度私と合流した花梨が尋ねる。
「さぁ?でもあっち側の話だろうね」
私がそう答える。
「ふーん。そっか。じゃあ私はテニス部の方に行くね。帰りは遅くなるから」
「りょーかい。で、晩御飯は?」
「んー・・・・と今日は皆でファミレスに行く約束だし要らない」
「解った。じゃあね」
「うん。( ´・ω・`)ノ~バイバイ」
花梨と別れた私は待ち合わせの喫茶店に(車で)向かった。
「よぉ。意外に早かったな。凪優」
喫茶店に到着した私を迎えたのは旭野さんだった。
しかし、いつもと口調とか違う。
何というか態度がでかい。
「アンタから貰った車のお陰よ、アキ」
私の方も敬語とか無しで対応する。
「何時もとは違って敬語はなしかよ」
「そりゃお互い様でしょうが」
「まぁそりゃそーだな。こっち側だと敬語はムズ痒くてたまらん」
「こっちの方が素のくせに」
「それ言うんじゃねーよ。それとも何か不満か?」
「いや。別に。寧ろ今の方で敬語使われる方がぶっちゃっけキモいわ」
いきなりの罵倒合戦である。
何事かと思うだろうがこれがデフォルトなのである。
「まーいいわ。そこに座れ」
「はいはい」
アキに言われ、私はアキの対面に座る。
「まず、これが雄の奴に頼まれた資料だ」
「兄さんに・・・・?」
アキが兄さん・・・水無瀬雄一郎に頼ま
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