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勿忘草-ワスレナグサ-
大きな罪
依頼
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。」
 彼女はバックの中から本を取り出し、パソコンの前の椅子に座って、眼鏡をかけてから本を読みはじめた。
「やっぱり、直接的には書いていないな。」
 玲はネットを聞いて、七つの大罪について調べた。傲慢や嫉妬など、知っていることが大罪になっていた。
 パソコンで検索したり読書に没頭していたら、気づくと深夜二時を回っていた。
「あれ、もうこんな時間。宏は、もう帰れないよね。仕方ないから、寝かせておこう。」
 宏を見ていた玲は、パソコンに向き直り再び情報集めに戻った。
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