第10話 イタリカ戦 後半戦
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怪異の群れだ!これには奴らも敵うまい!」
部下は檻の鍵を開けてオークやゴブリン達を外に出す。
「さぁ、行け!奴らを皆殺しにするぞ!生き残った奴も俺に続け!」
「「「ウォォォーーー!!」」」
「「「ヴィヒィィーーーー!!!」」」
怪異と生き残った盗賊達は首領を先頭に半狂乱でNEVERの面々に突撃する。
遠目からそれを確認したNEVERのメンバーは1箇所に集まって懐からガイアメモリを取り出す。それもただのガイアメモリではない。一般的なドーパントメモリとは違って装飾のないクリスタルパーツで出来ており、端子の色が青みがかっている。
「ウォーーー!いくぞーーー!!!!」
『メタル!』
「そろそろこの子の出番ね」
『ヒート!』
「じゃあワタシも?いこうかしら?」
『ルナ!』
「ゲーム・スタート」
『トリガー!』
克己を除くNEVERのメンバーはメタル・ドーパント、ヒート・ドーパント、ルナ・ドーパント、トリガー・ドーパントに変身する。
そこからは戦闘というより虐殺だった。
ヒート・ドーパントはオークを火だるまにし、ルナ・ドーパントは腕を伸ばしてゴブリンの数匹まとめて空高く投げ飛ばし、メタル・ドーパントは盗賊の体を殴りつけて穴ボコにする。
「何故だ!?何故なのだ!?こんなはずではっ」
オークと共に突撃した盗賊団の首領はうろたえる中―
パァン
盗賊団の首領の眉間に穴が空いて倒れる。
「ゲーム・オーバー」
芦原ことトリガー・ドーパントの精密射撃で首領は息絶えた。
盗賊団とオーク、ゴブリンの勝ち目はゼロ。
そんな中、生き残った盗賊とオークとゴブリン10匹程が固まって克己の方に突撃する。
オークと盗賊らはこう思っていた。
克己以外のメンバーは怪物に変身したのに克己は人間の姿のままだから1番弱いに違いないと。そして、どうせ死ぬなら1人でも多く敵を道連れにしてやろうと。
それが大間違いだということも知らずに―。
「フッ、なめられたもんだな。豚なんかに向かってこられるとはな」
克己はオークと生き残りの盗賊達を睨みつけながらロストドライバーを懐から取り出して腰に着けた。
そしてドライバーから自動的にベルトが伸びて巻き付いたのを確認すると次にエターナルT2メモリを取り出した。
『エターナル!』
「変身!」
克己は起動したエターナルメモリをロストドライバーに突き刺すと白い鎧が克己の体を覆って青い衝撃波が迫りくるオーク達を吹き飛ばす。
大地にクレ
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