外伝〜結成・『灰獅子隊』〜 第二部終了
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って占領された。なお、自治州の領土内にいた”北の猟兵”はメンフィル軍とヴァイスラント新生軍によって徹底的に殺され……国境を越えてレミフェリアとエレボニアに逃亡しようとした敗残兵達もメンフィル軍による”残党狩り”によって一人残らず殲滅され、猟兵団”北の猟兵”は事実上崩壊する事となった。
また…………ジェダル達はゼクトールの右腕と武器破壊の功績によって、本来の報酬より1,5倍多い報酬を受け取る事となった。
作戦を終えたリィン達がグロリアスに帰還すると、既に先にグロリアスに帰還していたステラとフォルデがリィン達を迎えた。
同日、PM18:05――――――
〜グロリアス・格納庫〜
「よっ、リィン。お疲れさん。」
「遊撃隊の皆さんも本当にお疲れさまでした。」
「そちらも騎馬隊を率いての攪乱、お疲れ様です、フォルデ先輩、ステラ。―――そうだ。二人とも”黒獅子の学級(ルーヴェン・クラッセ)”の誰かとはもう会いましたか?」
お互いを労ったリィンはある事を思い出して二人に訊ねた。
「ああ、公都内の戦闘が終了した際に偶然バッタリ出会ったぜ。」
「フフッ、最初会った時は本当に驚きましたね。エーデルガルトさん達からも教えてもらいましたけど、確かディミトリさんにドゥドゥーさん、それにフェルディナント先輩も郊外で行う軍事作戦の為にエーデルガルトさん達と共に今回の作戦に参加したそうですよね?もしかしてリィンさん達は、ディミトリさん達とも会ったんですか?」
リィンの問いかけにフォルデと共に苦笑しながら答えたステラはリィンに確認した。
「勿論会ったよ。ハハ…………これでフランツ達やセシリア教官とも会えることができれば、”黒獅子の学級(ルーヴェン・クラッセ)”の全員と再会した事になるな……」
「あら。――――――だったら、これで”私”とは再会した事になるわね、リィン。」
ステラの確認に答えたリィンが苦笑したその時女性の声が聞こえ、声を聞いたリィン達が視線を向けるとそれぞれノーザンブリア占領作戦の際に再会した”黒獅子の学級(ルーヴェン・クラッセ)”の面々に加えてセシリアがリィン達に近づいてきた。
「おいおい…………かつての”黒獅子の学級(ルーヴェン・クラッセ)”の連中がほぼ勢揃いじゃねぇか。」
「セシリア教官……!?グロリアスに乗船しておられたのですか……!」
「お久しぶりです、教官。」
セシリア達を見まわしたフォルデは目を丸くし、リィンは驚きの表情でセシリアを見つめ、ステラは会釈をした。
「フフッ、3人とも息災で何よりね。」
「あの、お兄様…………もしかしてそちらの方が以前お兄様の話にあった……」
セシリアはリィン達に微笑み、セシリアの事を知らないセレーネは戸惑いの表情でリィンに確認した。
「ああ………
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