暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第65話 生きるか死ぬかの選択!祐斗と朱乃、地獄の苦しみを乗り越えろ!
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。悔しいですが彼女の推理は完璧ですね。私も絶対にイッセー先輩の体液でレベルアップできる自信があります。


 ただそのイッセー先輩は少々疲れたような表情になっていますが大丈夫でしょうか……?


「よ、よし!だったら話は早い!朱乃さんの為だ、皆の前だろうとキスして見せるぜ!」
「いや唾液だけ貰えればいいぞ、センチュリースープのように注射器で体内に入れるから」
「あっ、そう……」


 勢いよくそう言ったイッセー先輩でしたが真顔の鉄平さんにそう言われて顔を赤くしていました。その後イッセー先輩の唾液を水で薄めた液体を朱乃先輩に使った結果、見事に安定しました。


「マジで俺の唾液が適合する食材とはな……」
「これで朱乃君は今のところは大丈夫だな……」
「良かったわ……」


 鉄平さんの言葉に部長は安堵した様子を見せます、私達も安心しました。


 それからまた6時間ほどが経過すると今度は祐斗先輩の容体が悪化したと報告が入りました。


「黒歌と節乃さんはまだなの?」
「ふむ、祐斗は今固形物は食べられないし、そもそもまだ完全に適合していないから直接細胞に食材を注入しないといけないからスープを作っているのかもしれませんね。でもそれだと……」
「皆ー!お待たせにゃー!」


 先輩と部長が話していると黒歌さんと節乃さんがはしてきました。ただルフェイさんは先程よりも疲れた様子ですがどうしたのでしょうか?


「黒歌特製!『ライトニングフェニックスのコンソメ野菜スープ』を盛ってきたにゃー!」
「おおっ、これは旨そうだ!」


 姉さまが持ってきたのは黄金色に輝くスープでした。キラキラと輝いて実に美味しそうです。


「さあ早く祐斗君に食べさせる……じゃなくて注入するにゃ!」
「ああ、分かった!」


 そして鉄平さんがスープを持っていき、暫くすると祐斗先輩の容体が良くなったと聞いて私達は安堵しました。


「まだまだ油断はできないけど取り合えずは安心ね……」
「皆、お腹空いていない?こっちにスープの残りがあるから食べるといいにゃん♪」


 姉さまの提案を聞くと私やイッセー先輩のお腹が鳴ってしまいました。それを聞かれて皆に笑われてしまったので少し恥ずかしいです……


「あら、こっちは具が入っているのね」
「あむ……ん〜!このお肉ジューシーで美味しいわ!」
「だがそれ以上に美味いのはこのスープだ。節乃さんのお店で食べたセンチュリースープも美味しかったがこれも凄く美味しいぞ」
「これほどまでに濃厚なスープを臭みもなく短時間で作れるなんて凄い腕だな」
「『白雪キャベツ』に『ゴールド人参』、『栗オニオン』といったお野菜が多いのも嬉しいですね」


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