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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第65話 生きるか死ぬかの選択!祐斗と朱乃、地獄の苦しみを乗り越えろ!
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ッセー先輩に心当たりがないか聞きますが、先輩にも心当たりはなさそうです。そんな凄まじいレアな食材が身近にあるなんて普通はあり得ないですよね。
「他にヒントはないのか?」
「うーん……どうもその4人は全員女性みたいなんだ。その内の一人は間違いなく朱乃君だと思うが……」
「それじゃオカルト研究部の女性メンバーって事か?アーシアも入れれば丁度数も四人だし」
「ええっ!?私達がですか!?」
「あり得ないわよ、イッセーでさえ食べた事の無いレアな食材を私達が食べた事あるわけないじゃない。貴方と常に一緒に行動しているんだから猶更だわ」
部長の言う通り私達は常にイッセー先輩と行動を共にしています、だから先輩も食べていなければおかしいです。
「じゃあゼノヴィアさんやイリナさん、ルフェイさんやティナさん達の可能性もあるんですか?」
「ティナ殿はともかく私達は最近知り合ったばかりだぞ?一緒に行動していた君たちの方が可能性が高いと思うが……」
「……あっ!私分かっちゃったかも!」
全員が頭を悩ませているとき、イリナさんが突然叫びました。
「イリナ、朱乃さんの適合食材が分かったのか?」
「うん、バッチリ分かったよ!その適合する食材っていうのは……」
「……というのは?」
「ズバリ、イッセー君だよ!」
「えっ?」
イリナさんの言葉にイッセー先輩を除く全員が確信を得たという表情を浮かべました。そういう事でしたか……
「イリナ、お前何を言っているんだ?」
「だってそうじゃない!イッセー君は朱乃さんと一緒に暮らしているんでしょ?身近にいるって条件に合ってるじゃない。それに4人の女の子には彼女と小猫ちゃん、アーシアさんに私が当てはまるよ、だってこの4人しかイッセー君とディープキスしてない、つまりイッセー君の唾液=体液を食べたことがあるのは私達だけ!」
「なるほどな、自然界からすりゃ俺ら人間も立派な食材って事か」
「一理あるね。僕達人間は共食いを禁忌しているが自然界では普通にあること、ツバメの巣がツバメの唾液で出来ているようにイッセーの唾液が朱乃君にとって最も適合する食材の可能性だってあるはずだ」
「言われてみたらそんな気がしてきたぞ……」
サニーさんとココさんの言葉に先輩も渋々ながら納得したようです。言われてみれば私達も猛獣からすれば『食材』なんですよね。
「見事な推理だな、イリナ!しかしよくソレに気が付いたな」
「朱乃さんの気持ちを考えてみただけだよ。きっと私がグルメ細胞と適合したら絶対にイッセー君の体液が適合する食材の一つのはずだもん!」
「お、おう……そうか……(愛が重いよ、イリナ……)」
ゼノヴィアさんの絶賛する声にイリナさんはドヤ顔で答えました
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