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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
おさらいもといあらすじ
クッソ雑なこれまでのあらすじ
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集まってきた人でごった返しており、東京は現在難民の受け入れを拒否。
そのため東京周囲には難民達が住み始めスラムのようになっているのだという。
当然治安は最悪。下手すれば一日に二、三人は何かしらの理由で殺されているという始末であった。
しかし、彼と刑部姫はそれでも諦めない。
自分達が正しいと信じる夢を叶えるためには大きな壁も乗り越えなければならない。
そう思い、より確固たる覚悟を決めるのであった。

しかしここで、一つの問題が発生。
果たして東京に入れたとして、そこからすぐにまともな生活を送ることができるであろうか?
お金なんてない。
あるにしても、高校生の持っているお金なんてたかが知れている。
このままでは東京に入れたとしても、一問ナシでは引きこもることはまず不可能だろう。
だから彼は、仕事をすることにした。
真面目に働くのではない。
世界は壊れている、なら、今くらい好きな仕事をしてみたっていいじゃないか。
そうして彼は、悩みを解決する職業である"探偵"を目指すことにした。
特に頭がいいわけでもない。現実を見ろとか言われるかもしれない。
だが現実がこのザマなんだ。夢みたいなことが起こってんだ。
だったら、夢くらい叶えたっていいだろ。
探偵となった彼、一 誠はそう語った。

?探偵業は楽じゃない
それから探偵を始め、初の事件解決は満員であるラブホテルに文句をつけてきた暴漢の鎮圧であった。
それによりそのホテルのオーナーからは感謝され、お礼としてホテルの最上階にあるスイートルーム、そこに住んでいいと言われた。
こうしてそこは今日から彼らの本拠地、『ニノマエ探偵事務所 』となったのである。

「刑部姫をサーヴァントに従えたマスターが探偵もといなんでも屋をやっている。」
そんな噂はどんどん広がっていき、次第に彼ら二人もそこそこ名の知れたちょっとした有名人になりつつあった。
依頼はネット、もしくは事務所を直接訪ねて頼まれる。
最初は素材を集めてほしいだとか、失せ物を探してほしいだとかそんな些細な依頼ばかりであった。
しかし彼とそのサーヴァント、刑部姫は文句など言いはしない。
『お金をためられるだけためて、あとはもう引きこもる。』
そういった、正しいと信じる夢を胸に刻んでいたからだ。

『多少高くつくものの、依頼は必ず成功させる。』
そういったキャッチコピーの通り、値段ははるものの彼らは確実に依頼を成功させることで話題の探偵となる。

そしてこれから出会うのは、自分と同じようにサーヴァントと共にこの崩壊世界を生き抜く数多のマスター達。
そのサーヴァントを快く思わない者達。
そして、あわよくばそのサーヴァントを利用し、この崩壊した世界のトップに立とうと暗躍する者達。

この物語は、
見習い
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