暁 〜小説投稿サイト〜
緋弾のアリア ―瑠璃神に愛されし武偵―
Extra_Edition
理子のとあるいちにち
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この時、その光景をあたし達は誰も驚いていなかった。
つくづく「慣れって怖い」そう思う。

オートバイ購入後は渋谷でショッピングを楽しみまくった。
中でもあかりオススメのパンケーキはリピーターまっしぐらの美味しさだった。
その後、序でに麒麟のオートバイも購入した。
車種は『ヤマハ・YZF-R1(2009年式)』である。
支払いは…………凪優がシャーロック・ホームズ持ちにしていた。
凪優のそのえげつなさに戦慄したあたし達なのは余談である。


居住区に帰ると安定のあたしの(サプライズ)誕生日パーティーが催された。
同期や、武偵高の面々からプレゼントを貰い、あたしは涙が出ちゃうほど嬉しかった。
まぁ、ヒルダに関してはあまりのガチさにドン引きしたけども。

その後は安定のバンドタイムに突入したのでそれもおもいっきし楽しんだ。
数年前には憧れた存在だった今この瞬間にあたしはいる。
あの当時の環境は今でも正直思い出したくもない。
だが、あの環境だったから今のあたしがある。
だってもしもあの環境にあたしが居なかったらあたしは…………
あたしは凪優と出会えていなかった。
そして皆と出会えていなかった。
こんな風に楽しむこともなかっただろう。
だからそういう意味ではあの環境にも感謝はしている。
今のこの瞬間は終わってしまうけれど。

願わくば来年も……………その後ずっとこうして楽しい時間を送りたい。

これがあたし、峰・理子・リュパン4世の1番の願い。
ねぇ、カミサマこの願い叶えてくれたって良いよね…………?


Fin………

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