暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
Ep??未来へ繋がる危機〜Unknown〜
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無理矢理に話を変えたなエイミィ。恥ずかしがる必要はないと思うんだけどな。
「え〜と、なのはは僕の恩人で大事な幼なじみです。友達ですけど、それだけですよ本当に」
なのはもそうだが、ユーノも全く自分の気持ちに気が付いていないらしい。いつ2人の感情が友情から恋愛感情になるかは判らないが、当分先のようだ。出来ればユーノとなのはの結婚式にも出席してみたい。士郎さんが認めるかどうかが判らないが・・・。
『ルシル君は? フェイトちゃんとは私たちが出会う前からの付き合いでしょ? 少しくらいはそういった感情はあるんじゃない?』
「・・・確かに、フェイトに対して特別な感情はある。いや――」
『おお!!』
『な、本当なのか、ルシル!?』
エイミィとクロノ、それだけじゃなくユーノやアルフまでが目を丸くして驚いている。俺は「最後まで聞いてくれ」と前置き。いま俺が抱いている思いを告白する。
「でもそれは、恋愛とかそういうのじゃない。何というか家族愛ってモノだ。あの頃は妹のようなフェイトとアルフに幸福を、という思いでいっぱいだった。しかし、もう俺の代わりにフェイト達を守ってくれるクロノたち家族がいる。だから今の俺には、フェイトへの特別な想いが“あった”というのが正しく合うと思う」
想いは切り捨てていかなければならない。どれだけ想おうが手にしようがない。俺は、人間じゃないんだ。
『それはつまり、フェイトちゃんとはこれ以上の進展はない、ってこと?』
「そう捉えてもらって構わないよ、エイミィ」
エイミィの問いに答えると、クロノとエイミィが盛大な溜息を吐いた。何やらコソコソと話しているようだが聞き取れない。
「ルシル。あたしはフェイトとルシルが一緒になってくれると嬉しい。あたしにとってはルシルも大切な家族だからさ」
アルフが少し悲しそうな顔で、俺にとっては嬉しいことを言ってきた。だが俺はそれに答えることが出来ず、ただアルフの頭を撫でることしか出来なかった。
†††Sideルシリオン⇒シャルロッテ†††
定置観測基地から発った私たちは、ロストロギアを受け取る予定になってり発掘地点へと向かっている。
『皆さんの速度なら、ポイントまではあと15分ほどで到着できる予定です。ロストロギアの受け取りと艦船の移動までは、わたしがナビゲートさせていただきます』
通信士シャーリーからのナビを受けて空を翔る。心地よい風を受けながら空を翔けていると、はやてが何を思ったのか「そういえば、管理局に入局して6年やなぁ」だとか言ってきた。思い出を語るのは歳をとった証拠だよ、はやて。とは口には出せない。妙なツッコミが返ってきて面倒なことになりそうだし。
「中学も今年で卒業だしね」
「卒業後はきっと今よ
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