第一章
記憶を無くした少女
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分からない。
「ハルジオンねぇ…」
__そう言えば、母さんもらハルジオンが好きだったな…。
「黒夢、茶団子もう一本くれ」
「俺はお茶だけでいいぞ」
『なんでコイツらには遠慮が無いのかしら…』
那木砂とバルフレアの態度を見て、また深い溜息をついた。もう少し、凜を見習って欲しい。
「はぁ…疲れたし、なんか食べにでも__」
その時、伝書鳩が机に止まった。
「手紙?誰からかしら」
鳩についてる手紙を取り、手紙の内容を読んだ。
黒夢さんへ
明後日には帰ってくるので待っててください。あと、ルフレさんが自分で料理は出来てるかと心配__
グシャグシャ。
無言で手紙を丸めて捨てた。理由はないが、なんか腹が立つ。
「最後まで読んでないけど…まぁ、いっか」
このあと、手紙を読まなかった事に後悔した。
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