暁 〜小説投稿サイト〜
異世界転移した最強の俺、追放されたSSS級冒険者(美少女)を拾う
遠慮しまする!
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
がなるほどという。
 どういう意味だろうか、と俺が思っているとそこで俺とメサイヤに、

「もしよろしければ、こちらで部屋を用意します。しばらくこの町に滞在してはいかがでしょうか。連絡もしやすいでしょうし」
「えっと……」
「我々もプライバシーには干渉しません。その部屋にいなくても“どこかに出かけているのだろう”と思うだけでしょう。……何度も町に入るための確認をせずに済みますよ」

 という。
 今の会話で俺達が“転移”でこの町に来ているとアイル神官長は神水多様だ。
 先ほどの敵も使っていた能力なので言うのがはばかられていたが、ルーシーという女神様(多分バレている)のおかげで、疑われずに済んでいるのだと思う。

 それに何度も検査を受けてこの町に入ってと移動すると、確かに俺達の姿は目立つかもしれない。
 “教団”が俺達を脅威と見ている以上、目立つのは得策ではない。
 だから俺達はその申し出を受け、部屋を拠点として貸してもらう事になった。

 俺とメサイヤは別々の一人部屋。
 ルーシーとエリカは一緒の部屋らしい。
 そしてそれらが決まった後アイル神官長が、

「そういえば、教会内部は見ていかれますか?」
「遠慮しまする!」

 アイル神官長の言葉にルーシーが元気よくそう答えたのだった。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ