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異世界転移した最強の俺、追放されたSSS級冒険者(美少女)を拾う
遠慮しまする!
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がなるほどという。
どういう意味だろうか、と俺が思っているとそこで俺とメサイヤに、
「もしよろしければ、こちらで部屋を用意します。しばらくこの町に滞在してはいかがでしょうか。連絡もしやすいでしょうし」
「えっと……」
「我々もプライバシーには干渉しません。その部屋にいなくても“どこかに出かけているのだろう”と思うだけでしょう。……何度も町に入るための確認をせずに済みますよ」
という。
今の会話で俺達が“転移”でこの町に来ているとアイル神官長は神水多様だ。
先ほどの敵も使っていた能力なので言うのがはばかられていたが、ルーシーという女神様(多分バレている)のおかげで、疑われずに済んでいるのだと思う。
それに何度も検査を受けてこの町に入ってと移動すると、確かに俺達の姿は目立つかもしれない。
“教団”が俺達を脅威と見ている以上、目立つのは得策ではない。
だから俺達はその申し出を受け、部屋を拠点として貸してもらう事になった。
俺とメサイヤは別々の一人部屋。
ルーシーとエリカは一緒の部屋らしい。
そしてそれらが決まった後アイル神官長が、
「そういえば、教会内部は見ていかれますか?」
「遠慮しまする!」
アイル神官長の言葉にルーシーが元気よくそう答えたのだった。
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