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装者達が勘違いしている件について
5話マリア@
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いレシピを作っていく。

うむ、今日は具材たっぷりホワイトシチューに、キノコパスタかな。

とまあ、こんな珍しく紳士的な振る舞いを見せている誠治郎だが。

勿論、それだけではない。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

食べ終わって、しばらくたった頃。

マリアと共に、ゆっくり風呂に入った後、彼はゆっくりと『いつものマッサージ』を開始した。

広めのリビングの横に、マットレスをひき、彼女の体を横たえさせる。

そして、某ルートから手に入れた、『錬金術士の調合した軟膏(ガチ)』を取り出し、シャワーあがりのマリアの体を軽く再度拭いて、彼のマッサージはスタートした。

『好きこそ物の上手なれ』

ことわざにもある通り、人は好きなものに対しては非常に優秀な修得速度を得る。

ならば、彼の修得速度は…………

(注:エロマッサージの話です)

「さて…………始めるか」

真剣な瞳と言葉を吐きながら、彼はさらりと、マリアの体を覆っていた大振りのタオルを剥がした。

「ちょっ!せーちゃん!」

急に裸体をさらけ出されたマリアが当然文句を言うが、それは既に誠治郎は想定済みであった。

だが私は謝らない(鋼の意志)

これから食べる(比喩)極上の女体のためなら、どんな罵倒をされようと、彼は全く後悔はなかった。

マリアの注意を受けても、思うのは『羞恥心を忘れない彼女の仕草、イイネ!』くらいである。

さて、そろそろ、意識をマリアに戻そう。

そうして、再度彼女の裸体を背中から眺める。

そして、満足の頷きをひとつすると、誠治郎は、彼女の体の攻略を開始した。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

白磁のような艶肌、その表面にツーっと軟膏を軽くぬるま湯で溶いたものを垂らし、上から順に、彼女の肌を、手で味わう。

長身で活発な彼女の、やや筋肉質ではあるが、男性と違い柔らかさも持つ柔軟な肩を、両手で揉み、解していく。

「ん…………んぅ」

押し殺しながらも、漏れる快楽の声に満足しながら、肩、腰を次々に揉みほぐしていく。

マッサージに必要なのは、体の構造に対する理解と経験。

その両方を(女性限定)ではあるが持つ誠治郎のマッサージにより、マリアの頭に、適度な刺激と快楽信号が送られていく。

「んー、キモチよい…………」

こうして、寝そべるマリアの気持ちから、警戒心も一緒に揉みほぐして、と。

さて、『食事』を始めよう。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

人間の体は、割りと自分が思っている以上に感覚器の性能が高い。

しかし、そのセンサーの鋭さは、それを逆手に取られると思いもよらない『現象』を生み出す。

「はれ…………私、ぼんやりして………
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