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レーヴァティン
第百四十六話 マドリードへ向けてその二
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道の半ばまでに」
「そして、だよな」
 久志は今度は自分から言った。
「そのアルカサールからか」
「さらにです」
「こっちに向かってきてるんだな」
「左様です、そして」
「決戦を挑むつもりか」
「その動きを見せています、空船もです」
 この戦力もとだ、順一は久志に話した。
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