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超聖戦?バレンタインデー
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《オムニア・イン・》妙なる氷牢に閉じよ”こおるせかい”」
”こおるせかい”を発動し、暴徒共を氷柱に封印した。
あと、威力もだいぶ抑え目である。下手したらコレだけで殺せちゃうからね。
「朝からド派手な技を放つんだな。師匠」
「あ、ジャンヌ。おはよ。だってチマチマ相手してたらめんどいもの」
「確かにこの多さの相手には骨が折れるな」
「でしょ」
「で、こやつらは何故に師匠を狙ったのだ?」
「チョコ」
「え?」
「ホラ、今日はバレンタインデーでしょ。だから私の手作りチョコを独占しようとしたのよ」
「そんな理由なのか。なんと言うか、師匠も大変だな」
「ホントに勘弁してほしいわ、全く。………あ。ジャンヌ、これあげる」
私はラッピングされた紙袋をジャンヌに渡す。
「これは…………?」
「今日はバレンタインデーでしょ。だから、友チョコ」
「私に……?本当に良いのか!?」
「良いに決まってるわよ。じゃなきゃ渡してないし」
「そうか…………ありがとう。師匠」
紙袋を受け取ったジャンヌは私に笑顔でお礼を言った。
その時のジャンヌの笑顔にきゅんっ(*´μ`*)ってなったのは此処だけの話。
ジャンヌと別れた私は教室に向かう最中に暴徒共を沈めつつも、カツェ→曹操四姉妹→マキナ→リーナの順に出会い、手作りのチョコを渡していった。
そして、教室に着いた時には私は疲労困憊で机に突っ伏していた。
私が机で死にかけていると、理子が話しかけてきた。
「オハヨー、なゆなゆ・・・・・って、大丈夫!?」
「理子は私のこれが大丈夫に見えんの?」
私は疲労による不機嫌さマシマシで答える。
「うん。少なくとも理子の目にはそう見えない。一体どうしたのさ?!」
理子はえらく驚愕した表情を見せ、此方に問いかけてきた。
「バレンタインデー」
「あ、何となくだけど理子察した。ご苦労様」
「ん………………」
私はそう一言答えるのが精一杯だった。
その直後だった。
「「「「「ウォォォォ・・・・水無瀬の手作りチョコぉ〜〜〜〜〜」」」」」
「「「「「私が全部独り占めしてやるんだからぁぁぁぁぁぁ」」」」」
「「「「「チョコレートハオレガゼンブイタダク・・・・!!」」」」
「「「「「nysmntykhsbtwtshnmn、drnmwtsn!!」」」」」
再び暴徒が現れ、今度は教室に押しかけてきた。
中にはクラスメイトも混ざっている。
私は疲労困憊な体を無理矢理にでも起こそうとした。
・・・が、理子に止められた。
「なゆなゆはもう限界近いんでしょ?だから
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