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緋弾のアリア ―瑠璃神に愛されし武偵―
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超聖戦?バレンタインデー
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2011年2月14日(月曜日)
この日の東京武偵高校は何時もとは違う緊張感があった。
今日は聖バレンタインデー。
女子が意中の男子にチョコレートを贈るという一大イベントである。
例年、東京武偵高では(主に蘭豹のせいで)バレンタインデーが全面禁止となっており、チョコレートを渡した女子は勿論、貰った男子も教師陣(主に蘭豹)に処断される。しかし、隠れてチョコレートを渡す生徒が多く、密かな聖戦状態であった。
それが今年もまた、今日この日に開幕する・・・・・・
と、思いきや違ったのだった。
その理由は禁止理由の筆頭であった蘭豹にあった。
6月に発生した「教師陣結婚ラッシュ」によって、蘭豹にも兄さん・・・・水瀬雄一郎(旦那様)というチョコレートを渡す相手が出来た為、今年から東京武偵高校ではバレンタインデーが『公認イベント』となったのだ。
これにより、「密かな聖戦」は「超聖戦」に発展する事となったのだった。
これは、そんな東京武偵高校のバレンタインデーを綴った物語である。


この日の東京武偵高校の面々は朝からだというのに何処か血走っていた。
・・・・・・比喩でもなくガチで。男子も女子も。
私・水無瀬凪優は東京武偵高の校門に入るなり、大きなため息をついた。
何故ならば・・・・・
「「「「「ウォォォォ・・・・水無瀬の手作りチョコぉ〜〜〜〜〜」」」」」
「「「「「私が全部独り占めしてやるんだからぁぁぁぁぁぁ」」」」」
「「「「「チョコレートハオレガゼンブイタダク・・・・!!」」」」
「「「「「nysmntykhsbtwtshnmn(訳:凪優様のチョコは私のモノ)drnmwtsn(誰にも渡さん)!!」」」」」
私が作った(手作り)チョコの独占目的で私に襲いかかる生徒達。
その大半は暴徒化していて、中には理性が吹っ飛んでいる奴らもいる。
その証拠に日本語がグッバイしている。
「(´・д・`)バーカ。誰がお前らみたいなやつにチョコを渡すんだよ。義理でも御免こうむるわ。・・・だからさ、ちょいと頭冷やそっか」
私はとびっきりの笑顔で言い放ち、
「リク・ラク ラ・ラック ライラック」
契約に従い、(ト・シュンボライオン・)我に従え、(ディアーコネートー・モイ・へー・)氷の女王。(クリュスタリネー・バシレイア)来れ、(エピゲネーテートー・)とこしえの(タイオーニオン・)やみ(エレボス・)えいえんのひょうが(ハイオーニエ・クリュスタレ)!!」

高速詠唱で広域氷結魔法のえいえんのひょうが(ハイオーニエ・クリュスタレ)を発動させる。
これによって、暴徒共のいる範囲はほぼ絶対零度となる。
無論、範囲は15Ft(4.5m)に抑えてある。
150Ftも凍らせる必要ないし。
更に・・・・・
「|全てのものを
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