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アリアのとあるいちにち
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ーフだったな」
が、はぐらかして中々答えを言わないキンジ。
「だから、な・ん・で・す・か」
あたしはキンジの答えにワクワクする顔を必死に面に出さないように必死に抑えつつ、キンジに迫る。
「――今日、誕生日なんだろ」
キンジの言葉に強く肯定するように目を大きく見開いて何度も何度も頷いた。
その後、キンジの質問が続いたが、恥ずかしさが大きく勝ってしまい、1つも言葉で返答が出来なかった。
そして・・・・・キンジからの誕生日プレゼント・・・・指輪を貰った。
しかも・・・・キンジが指輪を嵌めてくれたのは《《左手の薬指》》。
異性からの夜の呼び出し+プレゼントが指輪+左手の薬指に嵌めてくれた
この数式の答えが成り立つのはすなわち・・・・・《small》(求婚!?)《/small》
そう思ったら平常心が行方不明となっていた。(当然)
テンパった結果、後ろのミニ噴水に足を引っ掛けてピンポイントに頭から落ちた。
一瞬でパニクったあたしはそのまんま溺れてしまった。
その後、キンジに助けられたが、意識がグッバイしかけていたのでよく覚えていなかった。
だけど・・・・先週の修学旅行Tで理子が言っていた通り・・・・・いや、それ以上の事が現実となった。
その確信だけは忘れていなかった。・・・・いや、あたしは忘れる訳にはいかないのだ。
あたしが17歳になった日。
この日の思い出をあたしはずっと忘れない。
それが例え、どんな事があろうとしても・・・・・。
Fin…
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