第六話 ラスト・ガーディアン
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霊力変換・全属性適正・暴走[+覚醒]・魔力操作・魔力自動回復・護身術・徒手空拳適正・マイナスG耐性・空間制圧能力・身体能力強化・射撃・威圧・言語理解・胃酸強化・纏雷・天歩[+空力][+縮地][+豪脚]・風爪・金剛・夜目・遠見・気配感知・魔力感知・熱源感知・気配遮断・毒耐性・麻痺耐性・石化耐性・念話
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アクセルフォームが完成したおかげで殲滅力も上がり、レベル上げも更に捗るようになった。今は迷宮だからそこまで大きくは動けないが、広いところなら無敵だと思われる。能力値そのものもめちゃくちゃに上昇している。
「まあ‥‥負ける気がしねえからいいが、次でおそらく最後だ。油断はなしだぞ」
そう言って俺は最後の柱を越えた。
すると‥‥
「ッ‥‥‥魔法陣か」
そう、扉と俺たちの間に巨大な魔法陣が展開を始めたのだ。赤黒い光を放ち、脈打つようにドクンドクンと音を響かせる。
俺は変身し、ツェリスカとハジメに新しく作ってもらったロケットランチャーを構える。ロケットランチャーの装弾数は五発。参考にしたのは榴弾らしいが、威力も炸薬量も桁違いだ。
ハジメはドンナーとこれまた新しく制作したらしいシュラーゲンという対物ライフルを取り出した。装弾数は一発と少なく、持ち運びが大変だが、理屈上の威力は絶大だ。何せ、ドンナーで、最大出力なら通常の対物ライフルの十倍近い破壊力を持っているらしい。普通の人間なら撃った瞬間、撃ち手の方が半身を粉砕されるだろう反動を持つ化け物銃なのである。
‥‥と、ハジメに自慢気に説明された。
拓人は指揮棒を構え、ハジメが制作した戦車隊の指揮を取る。大きさは子供の玩具レベルだが、砲塔の威力はドンナーの1/2。理論上は普通の対物ライフルの五倍の威力を出せるらしい。しかも戦車は十機。ぶっちゃけ対物ライフルなんか目でもない。しかも装甲も硬いので‥‥‥もういいや。
蜂起は如意棒を背中に担ぎ、新しく作ってもらったトンファーを構える。特に細工はしてないらしい。強いて言うなら頑丈、というところだ。しかし、彼は中国拳法を極めた者。その威力は鋼鉄をぶち抜くレベルである。
‥‥最近記憶操作を使ってないのは秘密である。
聖とユエは、内包する魔力を高めつつある。いつでも発動できる状態だ。
全員が戦闘準備を完了したのを見たかのように、魔法陣がより一層輝くと遂に弾けるように光を放った。眩しいので顔を覆う。
光が収まった時、そこに現れたのは……
体長三十メートル、六つの頭と長い首、鋭い牙と赤黒い眼の化け物。例えるなら、神話の怪物ヒュドラだった。
「「「「「「クルゥァァアアン!!」」」」」」
不思議な音色の絶叫をあげながら六対
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