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友達の傍に
第一章
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ね」
「お互いにだね」
「そう、友達でそして家族にね」
「なるんだね」
「そうなるんだ」
「わかったよ」
 ジョンは獣医に笑顔で応えた、こうしてだった。
 ジョンは子犬が元気になると退院させてもらい家で引き取った、性別は雄だった。子犬には首輪がなかったので野良犬であることは明白だった。それで飼うには問題がなかった。
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