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ポケットモンスタージェネシス"the world ”
第8話 ここの所有者はポケモンマスター
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「・・・・・・もしかしてロトムですか?」
「よくわかったね。今までの話を聞いていたと思うけど、もし彼らが困っていたらサポートしてあげてくれ」
<わかった。ハル。初めまして私はロトム。よロトしく>
勝手に話が進んでいく様に周りは唖然とする。
「勝手に進めてしまって悪かったね。君たちのこれからのことだけど、まだすぐには全てを理解できるわけではないと思っている。だからまずはこの世界のことを理解してほしい」
「りかい・・・・する?」
「あぁ、この世界をもっと知ってもらいたいんだ。アニメやゲームがあるといっていたな。だけどこの世界はゲームではなく、しっかり生きているんだ。そのことをわかってもらいたい。突然アニメの世界に飛ばされたという感覚かもしれないけど俺を含めて人もポケモンも生きているんだ」
その言葉にハッとした。
確かにポケットモンスターという名前で今から20年前くらいから爆発的な人気が起こっているアニメとゲームだということで実際にゲームを買っていなくてもなんとなくポケモンを知識として知っていただけだという。ものだとみていたような感覚に愕然とし改めて申し訳ないと思った。
「確かに、そう思っていたかもしれない。それはこの世界を生きる人にとって侮辱になっていたかもしれないな」
すまなかった。東が代表で頭を下げる。
「いやわかってもらえればいいんだ。よし、まじめな話はここまでとして、おれはいろいろみんなを受け入れる準備をする。エリ、ロトム、ルカリオ。3グループに分けてみんなにこの船を案内してくれ。準備をしたら連絡するからそしたら泊まってもらう部屋に案内するよ」
「うんわかった!!」
『承知した』
<了解したロト>
3グループに分けているところを尻目に準備に取り掛かった。
「(さて、まずは部屋の準備と、ポケモン図鑑かな。そしてモンスターボールだな)」
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エリグループ
「ジャーン」
「「「「「おぉ!!」」」」
エリがA級等約20人を引き連れてやってきたのはシアタールームである。
「ここでは主に今までに買ったポケモンリーグやグランドフェスティバルのDVDを見たり、ハルさんが今までに見てきたジム戦やバトル大会の録画映像を見て分析したりする部屋だよ」
「なるほど。分析したりするのは戦う上では重要だな。」
「俺たちも前はやってましたね。」
「ふーん。後でハルさんに頼んで見せてもらおうかしら」
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